2010年12月29日水曜日

大掃除

今年も残り、3日となりました。

私は、机を大きいものへと替え、さらに本棚がやってくるとのことで、
一気に模様替えと大掃除を行いました。
クリスマスに汗をだらだらかきながら一人でタンスを動かし、
途中からはさすがにママに手伝ってもらい、
どうにか移動は終わりました。
また、ちょっとしたものをスーパーに行って揃え、
部屋の快適さが増しました。
そして、待望の本棚が昨日部屋に設置されました!
これでタンスの上でだんだん斜めっていく本たちをすっきりさせることができ、
タンスの上もすっきりしました。

これで、年が越せます☆彡
みなさんも、大掃除、もちつきはりきって
よいお年を~。

2010年12月27日月曜日

しゃぼん玉

最近、デケニと呼ばれる児童施設に遊び?に行っています。
デケニには、家族が貧しく、
自分が学校の合間に働かなければならない子たちが
働かなくていいように、ご飯や勉強の面倒をみる施設のことのようです。

近くの隊員は夏休みの間、2週間ほど
遊びを企画したり、図工をしたりして子どもたちと関わります。

それで今日は、しゃぼん玉つくりをしました。
洗剤と洗濯糊などを混ぜて、しゃぼん液完成☆
子どもたちとは、針金で飛ばすわっかを一緒に作りました。

みんな真剣に、そして楽しそうにしゃぼん玉を飛ばしています。















みんないい表情をしているのですが、
なにしろしゃぼん玉は一か所に留まりません。
写真にその表情やしゃぼん玉を納めるのにはかなりの苦労がいりました。
でも、とっても楽しそうな顔が見れて本当によかったです。
しゃぼん玉を追いかける女の子。
夢中で追っています☆ かわいい・・・





風に乗ってゆらりゆらりと飛んでいくしゃぼん玉。
ただの泡なんだけど、なんだかできたら嬉しいもの。
40度ものかなり暑い日に、
ちょっとした爽やかさをもたらしてくれた、きれいな夏の日でした。

2010年12月26日日曜日

Navidad.

クリスマス☆
南半球で迎えるクリスマスは暑いです。

24日はまさかの雨。昼間からずっと雨でした。
朝から、ママは庭にこれを準備していましたが、びしょ濡れ。




これは、ふかふかした草の真ん中にいる
イエス=キリストの誕生を見守る集団・・・とでも言いますか、
そんなところです。
たしかキリストは小屋で生まれたんでしたよね。
家畜の置物もいっぱいあります。
私 「雨に濡れて、キリストはかわいそうね~」
いとこ 「まだ生まれてないから大丈夫よ!」
やっぱり25日になってから生まれるようです。
そして、12時になりました。
家族みんなで“おめでとう”。を言いあいます。
そして、子どもたちが爆竹をならしながら歩いたり
どこそこで花火が上がったり。
まるで、長崎の墓参りですね。
ちなみに、クリスマスのご飯は・・・
鶏肉をオーブンで焼いたもの。コメのサラダかポテトサラダ。
ソパ(とうもろこしでできた伝統的な食べ物)、
シードラ(りんごのシャンパン)、クデリコ(ワイン入りフルーツポンチ)などです。
おいしいけど、3日間、昼・夜が一緒で若干飽きる、そんなクリスマスでした。

マリアネラ

今日は、先輩隊員が遊びに来たので、
アトゥラにある、キリスト教施設マリア・ネラに散歩に行きました。

もう3回目ですが、きれいなので、
何度行っても飽きません。

UNE

今日は、プールに行ってきました。

アトゥラには、UNEと呼ばれる先生方の避暑地があります。
そこは、大自然の中にあり、キレイなプールに、
アサード(焼き肉)を食べるところ。
サッカーやバレーのできる芝生の広場。
とってもステキなところです。

しかし、先生方の避暑地とあって、先生方の同伴でないと
プールは使うことができません。
さっそくママのコネを使って、行くことになりました。

2010年12月8日水曜日

8 de Diciembre

今日が12月8日、カアクペの日です。
Virgenという女性の誕生日だそうです。

私は、歩くと思っていた家族が、バスで行くということを当日知り、
急遽一人で、6,7キロくらいだけ歩きました。
私が、途中までバスで行き、降りたところは
もう歩いている人たちでいっぱいでした。

実は、これ、願掛けのために歩くそうです。
何も知らずに歩いてきちゃいました。残念。

これが、目指してきたカアクペの教会、バシリカ。
朝、6時からずっとミサがあっています。
たくさんの方が、夜歩いてきて、ここで夜を過ごしたそうです。
私が帰るころも、まだたくさんの人が歩いてきていました。

ミサを聞いて、泣いている人たちもいました。
私は、正直キリスト教には改宗できないな、とパラグアイに来てよく思います。




中もたくさんの人、人、人。
教会の周りがすべて、人で覆い尽くされています。
また、周りにはたくさんのお土産屋さんや食べ物屋さんの屋台があり、
まるで日本の夏祭りを思い浮かべることのできる光景でした。
私も、隊員たちと一緒にお店を周り、ビルヘンTシャツを買いました。
日本では着れないと思いますが、記念に。
来年は、せめてアトゥラから歩きたいなと思います。
そして、願い事をしながら☆彡


Ao Po'i

日曜日は、アオポイと呼ばれる民族衣装のEXPOに行ってきました。
あったのはジャタイトゥいう町で、アオポイ発祥の地らしいです。

ちょっと軽めの糸で縫ってあり、夏は涼しく着れます。
また、白や黒のキレイめなものであれば、
ちょっとフォーマルにも着ることができ、仕事にも使えます。

ですが、なんと糸から全部手作り。
これは、タオルだと言われましたが、手ぬぐいのようなものです。
天然の糸の色に、薄く染色した淡い色の糸が映えて、とてもきれいです。


タオルにして、汚すのがもったいなかったので、
机にしいて、パソコンを載せています♫

その日はあいにくの雨でしたが、お客さんも少なく
お店をゆっくりとみて回ることができました。
一緒に行った先輩は、1月に日本に帰るということで、
たくさんのお土産を買いこんでいました。


それにしても、どれも凝った作りになっていて、
ありすぎて何を買おうか迷う。と
言った先輩の言葉の意味が行ってからわかりました。

なかでも精巧なつくりのテーブルクロスは、ちょっと手の出ないお値段でしたが、
4人の職人が、1ヶ月かけてつくったものだそうです。
職人技はそりゃあ高い!
買えなくても、それを目にできただけよかったなと思います。

ワンピースも買ったので、この夏たくさん着たいと思います♫

 

2010年12月2日木曜日

夏休みの1日

今日から完全なる夏休みに入りました。
昨日は、学校に行ったものの、仕事がなく、2時間ほどで帰宅。
その後、エルマナと爪を塗って、ちょっと次のBienvenidaの準備をしたり。

今日は、
朝ゆっくり起きて朝食をとり、
洗濯をし、
部屋の掃除をし、
昼ごはんを食べて
シャワーを浴び、
ちょっと買い物に行って、
繕いものをし、
夕涼みをし、
また風呂に入るという、とってもゆっくりと充実した日々を送りました。
繕いもの以外は、毎日同じように進みそうな気がして、怖いです。

ちなみに、パラグアイ人は、こんな生活を2ヶ月飽きずに
過ごせるそうです。ある意味すごい。

ちなみに、繕いものですが、スーパーで、レースを買って(日本円で6円くらい)
キャミソールに縫い付けてみました。
日本にいるときからやってみたいと思っていたので、
ちょっとした達成感☆

明日から、スペイン語の勉強頑張ろう!本気で!

2010年12月1日水曜日

コルディジェラ組

昨日11月30日は、学校最終日。
なのにも関わらず、コルディジェラ県では、
県のBicentenarioの発表会のようなものが開催され、
私の学校はありませんでした。とほほ・・・

県庁所在地のカアクペで行われ、
なんと集中派遣が行われている我が県の小学校教諭4人と
お会いすることができました。
カアクペには、パラグアイの中でも有名な教会「バシリカ」があります。
12月8日はカアクペの日でもあり、全国から人が集まってきます。
8日は、ずーっとミサがあっているそうです。
首都アスンシオンからは60キロくらいですが、
この日は歩いて教会を訪れる習慣があります。
私はアトゥラから歩こうかな・・・(弱気)





力強い演説が続いた後、
やっぱり例によってダンスパラグアジャが始まりました。

下のダンスはとっても珍しく、もじゃもじゃした格好で
踊っていました。
ちっちゃい子も踊っていて、とってもかわいかったです。




これは、独立時の英雄たちの格好をした子どもたちが踊っている様子。
女の子たちの服装はヨーロッパ貴族のようです。
髪の毛も巻きまくり。気合いが違います!



次にそれぞれのテントを見て回りました。
コルディジェラじゅうにある市がそれぞれにテントを出して、
街の特産物や、これまでのBicentenarioの発表会の
写真などを掲示していました。
ここは石を彫ったものをうっているようです。


そして、最後にあの貴婦人たちと英雄たちが記念写真を
撮っていたので、ついでに撮らせてもらいました。
ラッキー☆彡


それにしても、近くに仲間がいるっていいことです。
来年は協力して頑張りたいなぁ。

2 Cursula

ちょっと遅くなりましたが、
先週と先々週の水曜に ダンスと体育の発表会(Cursula)がありました。

ダンスの方はいつもどおりというか、やっぱりふわふわのドレスを着て、
ダンサ・パラグアジャを踊っていました。
それにしてもいつも特に練習せずに発表会があるので不思議です。
今回もやっぱり3日くらいしか練習していませんでした。

そして、この写真。じゃちょっとわからないですが、
6年生。明らかに女子のほうが大きいので、
引き立て役の男子は、さらに引き立て役。見ていておもしろいです。




また写真はないですが、5年生男子の踊りには、
小道具として、大きな袋が使われました。
その袋を持ちあげたり、頭に乗せたりするのですが、
何分ちっちゃい子は、持ちあげても重くて、頭ギリギリになり、
頭に乗せても、その大きさで、顔が見えないくらいであったりと袋に負けていました。
その様子もおもしろくて、つい他の先生と笑ってしまいました。
頑張ってるのはわかるんだけど、ごめんね。


そして、次に体育の発表会。これまた斬新でした。
女子は、ほとんどが、音楽に合わせて踊るものだったので、
日本の運動会のようなものでした。

しかし、男子の演技!!
準備体操を、集団演技としたようなものでした。
ばちや重ねて音が出るようにした板を持って、掛け声だけで、体操をしています。
5年生は、長い棒を二人で持って、上げ下げしていました。
まじめにやっているのにも関わらず、
女子の派手さの前には、ちょっとインパクトにかける演技でした。
私には衝撃的でしたが・・・                                                           
みんな運動能力は優れているし、運動も大好きなので                                          先生もっと頑張って!というところです。

これは5、6年生の組体操。以前、ピラミッドの練習をしていたので、
何をするのかな?と思ったら、今日のためだったようです。w
(その際に、飛行機やサボテンなどを教えてみました。
すると、飛行機は気に入ったようで、調子に乗って動きまわり、
それを真似した1年生が落っこちたらしく、軽く注意されましたが・・・)
ですが、高学年に見合った組体操が行われ、よかったなと思います。


そして、さらに斬新なのが、中学生でした。
実際の体育の授業風景を持ってきたような内容で、
ボールを使ったトレーニングを各学年10種類ずつ披露していました。

特に、ヘディングやパスの練習風景は、
国代表選手の公開練習のようにも感じられました。
発表会で、トレーニング風景を発表するなんてびっくりでしたが
現地の他の先生方もびっくりしていたようなので、
毎年変わっているようです。



これに関しては、本当にびっくりすることがたくさんありました。
来年どのように変わっているのか楽しみにしたいと思います。

2010年11月29日月曜日

Despedida 2

2回目のDespedidaに行ってきました。
今回の先輩方は15人ほど。。。多いです。
しかも、紅1点ならぬ、男一人。

やっぱりあんまり絡みが少ない先輩方でしたが、
それぞれの話を聞くと、それぞれに助け合ってこられていて、
ステキな仲間だなぁと思いました。

初め、帰りたくて帰りたくてしょうがなかった先輩。
ずっと楽しかった先輩。
1年半つらかったけど、最後の最後に関係が変わった先輩。
色々でした。


特に、今回はちょっと延長をなさる先輩もいらっしゃるようで、
その2人からのサプライズビデオもとっても感動的でした。

「もう電話に出てくれないって思うだけで涙が止まらないよー」
この言葉に本当に悲しくなりました。
隊員は、10分ならただで携帯を使うことができます。
でもそれは、もちろんパラグアイ内だけです。
その電話で、つらいとき励ましあってきた先輩方。
司会を務めていた先輩も号泣していました。
つらかった経験が多い先輩方の姿が今は堂々として、
キラキラしていました。
デスペに来ると、自分もあんな風に堂々と帰られるよう
がんばんなきゃって思います。

今から夏休みなんだけど、うん、ちょっとずつ頑張ろう☆

2010年11月22日月曜日

日本人

最近、インターネットのニュースに流れるスポーツの記事。
喜ばしいことが多いようです。

特に、安藤美姫選手頑張ってほしいな、と思うこのごろ。

最近、それらの輝かしいニュースに、励まされるのも本当です。
頑張っている日本人を思うと、私も頑張ろうと思います。

この喜びを伝えたいけど、果たしてパラグアジョスが、
それらのスポーツを知っているのかが気になって、
伝えられません。残念。


パラグアイに来て5ヶ月、
私は日本人なんだなーというのを感じてしまいます。

宗教の話。
〇ミサはないよ。と言ったら、じゃあいつ集会があるの?
と、聞かれ、困る。
お盆の説明が難しい。
〇牛肉は食べないって聞いたけど?
食べるよ。高いからあんまり買わないだけだよ。
でも、毎日は食べないよ。
あと、魚を食べるから・・・
だから、頭がいいのよ!
いや、そんなこと言われても・・・

この間、ピラポに行った時、先輩のお家で
「ようこそ先輩課外授業」を見ました。
先生は落語の方。
やっぱり、落語を作って、発表するのが授業。
最後の発表会で、緊張してうまく話せなかった女の子。
悔し涙を流していました。

パラグアイには発表がうまくできなくてくやしい思いをする子は
少ないんじゃないかと思う。
これが、異文化なんだと思う。

この差とつきあっていくのは、
勉強という忍耐が必要な場面において、大変だ。
攻略法は、また考えよう。
でも、私は今まで習ってきた先生方に感謝したい。
私だって宿題は嫌いだ。
それでもたくさんの宿題を出してくれてありがとう。
だから、私の基礎がある。

クリスマス

我が家にもクリスマスが来ました。

ちいさなこのお家のどこに
飾り物が隠されていたのだろうとびっくり。

まず、ツリーを洗い、ちょっと飾り付け。
次に私のお部屋の窓を飾り付け。
そして、長いテープが色あせていたため、

色あせていない部分だけを切り取り、リボンを作って、
お庭のミニひのきに飾り付け。
かわいいツリーができました。





さすがキリスト教徒!というべきなのかわかりませんが、早い!!
実は、私の町のスーパーは、10月から、飾り付け商品を売っています。
ちなみに、パラグアイは夏のクリスマス。
クリスマスの飾り物と一緒に、浮輪や海パンなども売られています。
これぞ、南半球ってかんじですね★

2010年11月16日火曜日

カレ-

日曜日にカレーを作りました。
見た目はとっても普通。ご飯はお米が違うのでいまいちでしたが、
それでも、ピラポで買った麦茶と一緒においしくいただきました。



パラグアジョスは辛いものが苦手です。
案の定、家族は「辛い」と言って食べませんでした。
甘口買ったのに・・・

エルマナの彼氏だけが食べてくれました。
それでも、ママが一言。
「食べたくなかったら無理しなくていいのよ。」
それは私のセリフだ!とちょっとイラッとしましたが、
これがパラグアイ特有の辛辣な冗談と受け止めることに。

「ルーが自然じゃない!」エルマナに言われました。
だって、ルーから作ったことないんだもん。

ちょっとカレ-の悲しい思い出でした。

2010年11月9日火曜日

選挙

日曜日には、全国一斉市長選挙が行われました。

パラグアイにも、2大政党が存在し、
市長選挙も、他の候補者を差し置いて、まるで1対1の闘いのようです。

また、全国の市長が一斉に変わってしまうため、
4年ごとに政治が大きく変わってしまうのではないでしょうか?
それも、市長が変わると、それに伴って、
市役所で働く人たちも変わる恐れがあるからです。

日曜の夜は、各党ともに、勝利を喜びあっています。
いったいどっちが勝ったんだ?と
思っていたところ、ほぼ同じ票数を獲得しているようで、
最後の最後まで、結果がわからないようでした。

そして、結果がわかったのは、木曜日。
なんと10票程度の差だったということです。

政治のことはよくわかりませんが、
良い政治をしてくれることを望みます。


ひまわり

土曜日は、午前中ピラポ日本人会が運営する日本人学校と
日系移住資料館を見て回りました。

学校が、日本語であふれているなんて
本当にびっくりです。


教室も、一応外履きと内履きがあり、
教室には、縦書きの文字がありました。

「授業中立ち歩かない」
「授業中水を飲まない」
「あいさつや返事は大きな声で」

これらの標語。ぜひ私の学校の教室にも貼りたいものですね~

2年生の教室に行くと、漢字のテストをしていました。
普段はスペイン語のつづりを覚えながらも、漢字も覚えるなんて
かなり大変そうです。

また、折り紙も楽しそうにやっていました。


それから、ちょっとだけ移住資料館に。
移住50年の歴史順に写真が並べられ、
その当時一緒に持ってこられた服やもの、レコードなども展示されていました。

なぜ地球の裏側にこんな世界があるのか不思議でたまりませんが、
日本人は、本当に何かをつくるのが好きなんだなーと思いました。
当時の方々の努力のたまものだと思います。
そのおかげで今もパラグアイ人にとっては
日本人は好印象を持てる相手となっています。
この絆を深められる活動をしたいものですね~♪


これは、通りの名前。
パラグアイは、すべての道に名前がついています。
Japonは、スペイン語で、“日本”の意味。
そうこの大きな道路は、日本と命名されています。



そして、午後は、ひまわりを見に行きました。
これはその途中に会った風景。
日本かと見間違うほど。
水田・・・とっても懐かしい日本の風景です。
どうりでお米が違うわけです。
本当においしい♪



そして、これがひまわり✿
ものすごい平原に広がるものすごい数のひまわり。
だだっ広い平原には、

いくつのも黄色いひまわり畑がありました。


             Yo. ブログ顔見せ初です。



雄大...
今度は、仕事じゃなくて遊びに来たいなー★
スーパーで、カレーも買ったし、来週作るぞー!!

クルソー

5日金曜日に、算数の講習会を開きました。

場所はピラポ。
今年日系移住50周年を迎えた町です。
たくさんの日本人・日系人が住み、日本語も日常的に耳にし、
また日本食も手に入ります。
ここがパラグアイだなんて、びっくりするぐらいです。
首都アスンシオンから、バスで、8時間ほどかけてやってきました。

会場の壁に、私たちの学校や活動紹介をした模造紙を張り、
その下に、これまでに作った教材を並べました。




これは、1年生や2年生が対象。
数の概念や、足し算引き算の判断、筆算は1の位から。などを
教えるために先輩隊員が作ったもの。
やはり1年以上いらっしゃる先輩は作っているものの数や工夫が違います。


初めに、四則計算のきまりを使ったゲームの紹介。
4を4回使って答えが0~10になるように+、-、×、÷をあてはめます。
実際に先生方にやってもらいました。
かなりてこずっているようでしたが
それでも、少しずつ回答欄が埋まっていきました。

がしかし、6のところで、問題が!!
なんと日本にはないパラグアイルールが!
(4+4)÷4+4=6 これは、日本では正しい答え。
しかし、パラグアイでは、最初に括弧()が付くと、
後半にも括弧をつけなければならないというルールがあるそうです。
したがって、(4+4)÷(4+4)となってしまうらしく、答えが1になるじゃないか!
と反対を受け、4+(4+4)÷4とするか、{(4+4)÷4}+4と
しなければだめだそうです。
謎すぎる・・・
しかし、まぁこれで納得してくれたので、
一件落着。終了しました。


次は、掛け算の考え方について。
日本では、3×4 と 4×3 の違いを明確にしてあり、
そのうえで、かける数とかけられる数を逆にしても答えは同じ。
と指導するようになっています。

しかしパラグアイでは、最初から 3×4 も 4×3 も同じものだ。と指導し、
なおかつ
4の段は、4がいくつで考えていくところを
ある数を4回かける、と指導するため、
4ずつ増えていくことがありません。

それで、子どもたちがこんがらがっている場面に出くわしてきた
先輩が、日本式のかけ算の指導方を紹介しました。
何人かの先生方は非常に納得されていたようです。
私も、このやり方を推奨したいと思っているので、
先輩に見習って、頑張りたいものです。






昼休憩をはさみ、
初めに、折り紙の紹介をしました。
もちろんパラグアイでは、折り紙は希少なものです。
なので、パラグアイでも作れる紙花や、
長方形の紙を使ってできるゴミ箱や飛行機を紹介しました。

私は、ゴミ箱のかかり。
ちょっとしたものを入れるのに便利だ。と説明すると、
「鉛筆の削りカスとか!」との声が。
ぜひ教室でも作ってみてください~♪

また、よく卒業式なんかで見られる、紙花も好評で
開いたものを一生懸命閉じなおして持って帰ろうとする先生もおられました。
こういう姿、嬉しいですね!

また、紙飛行機では最後に競争をして、大盛り上がり。
勝者には、折り紙で作った花のメダルが贈られました。

最後に、図形の講習。
コンパスを持っている先生は少なく、
初めは使い方も怪しい方もおられましたが、
たくさんの図形を書いて、
周りの長さが一緒でも、面積が違ったり、
形が違う長方形ができることなどの確認を行いました。
そこに、図形のおもしろさがあると思うのですが、
うまく伝わってくれているといいなと思います。



みんな一生懸命書いています。



先生が作図した三角形と、飛行機、花、ゴミ箱。
最後に反省会を行い、次回に向けての改善点を話し合いました。
これからも、こうした講習会を開いていく予定です。
次からは私たちも、1時間の持ち時間を持って、することになるでしょう。
頑張らなきゃ!

2010年10月31日日曜日

Nikeマラソン

土曜日は、10kマラソンに初出場。
首都アスンシオンで、NIKE主催で行われたものです。
短パンがなく、仕方なく日本から持って行っていた
ランパンで走りました。

先輩隊員の方も割とたくさんいらっしゃって、
みんなで楽しくスタート地点に。
いつもは時間にルーズなパラグアイジョスも
今日はみんな張り切っています!
いざ、スタートしてみると、思ったよりも上り坂が多く、
かなりしんどかった気がします。
最後の方は、ばてばてでした。
時間は55分13秒(多分)。

疲れました。
でも、久しぶりにあんなに真剣に走れてよかったです。

それからぶっ続けで、22年度2次隊の歓迎会に行ってきました。
今回はシニアの方が12名もいらっしゃって、
また違う雰囲気でした。

また、いくらもう後輩ができてしまったとはいえ、
まだまだ知らない先輩方がたくさんいます。

これからも、ちょっとずつ仲良くなっていきたいものです。

発表会

金曜日は、学校の授業参観ならぬ
ノートや調べ学習した模造紙、図工や家庭科で作った作品を
教室に展示して、
自由に見てもらえる日でした。

写真はのちほど・・・

でも、こうして見るとすごく勉強しているようにみえるのは
なぜなのでしょうか・・・?
たぶん、理科や保健・健康の授業の調べ物が
教室を立派に飾っていてくれているものだと思います。
456年生に同じ図が調べて貼ってあったのはすごく
カリキュラム的に気になりますが・・・

ですが、やっぱり保護者の方には授業を見てほしいなぁと
思いました。

今日は眠いので続く・・・

2010年10月24日日曜日

燃えすぎたアトゥレイニョ

今日もサッカーの試合を見に、
はるばるバスに1時間半以上揺られながら行ってきました。

送迎バスも、かなりの満員で、
3台出たにも関わらず、私は行きは立ちっぱでした。
またいつもの応援団も、それ専用のトラックで来ているようです。

今日は暑く、水分を買ってこなかったことを軽く後悔しましたが、
どうにかテレレ(お茶)が手に入りました。

知り合いに、隣にいたお兄さんに、学校の子どもの保護者に、
バスの前の席の人に...
みんな持っているテレレ!
この存在は本当に素晴らしいと思います。
テレレについては、いつか・・・

試合が始まりましたが、今日はアトゥラの選手の調子が芳しくないようです。
全くボールを追いかける様子が前回までと違います。
そして、隣のおばちゃんがとってもうるさいです。
アトゥラの人だと思っていたら、相手チームの人でした。
アトゥラの選手がミスすると、いいぞー!と叫び、
相手チームが得点を決めると、すごい喜びようでした。
しかし、アトゥラの太鼓の音に合わせて、元気よく手拍子をしています。
完全に間違えていますね・・・

そして、相手チームにイエローカードが出た際、
もちろん選手も抗議しますが、その抗議行為にもアトゥレイニョはまた、
コートに向かって何か投げてしまいました。
すると、、、そのおばさんが激怒!!!!
しかし、周りはアトゥレイニョばかり。猛反撃をくらっていました。

私には、見た目がかの有名な野〇監督の奥さんに見えました。
おばさんは、ハーフタイムに、この太鼓はアトゥラのだ!と
教えてもらってからも、
後半、やっぱり太鼓の音にのりのりでした。

で、試合ですが、やはり調子がよくないアトゥラは
そのまま試合を終わってしまいました。
しかし、途中キーパーが見せた近距離シュート2連発を止めた姿は
とってもかっこよかったです☆

そして、先週はアトゥラが勝っていたため、勝ち点が同率になり、
PKが行われました。
そのPKは、駒野の悪夢とでも言いましょうか・・・
アトゥラ5人目の選手が、相手チームのキーパーに止められるという悲劇!

最後の最後に負けてしまいました...残念。。。
そして試合終了後、帰ろうとしたら...
アトゥレイニョスによる乱闘が始まりました。
たくさんの観客がコート内に乱入し、すごい騒動が・・・
うーん、これはちょっとマナーが良くないですが、
なんせ地元民よりも応援にかけつけるアトゥレイニョス
気合いが違うようです・・・
しかし、警察に空砲を撃たれるほどの騒ぎだったようです。

帰りのバスは本当にみんな静かでしたが。
しかし本当に残念でした。

そして、この試合はトーナメントだったため、
もうアトゥラ代表の試合は今年はありません。
残念でしかたがないですが、
また他の試合を楽しみたいと思います♪

Tobati

土曜は、お隣トバティ市であっているEXPOに行ってきました。
トバティは初めて。
バスからはゴツゴツとした岩盤が見え、
またその地域以外は本当に平地です。

トバティは、木の彫り物等が有名です。
私は、牛車の置物がステキだと思ったんですが、
すごく細かい作業もあるようで、
とても高く手が出る値段ではありませんでした。

なので、お土産には、先輩隊員(職種は家政)が焼いた
パウンドケーキを買いました。
ドライフルーツがたっぷりで、かなりおいしかったです♫

また、そのあと、同期隊員の家にちょっとだけお邪魔しました。
先輩の家はかなり大きく、庭にでっかいマンゴーの木が3本あり、
屋根の下は広い空間になっていて、
そこで壮大な景色を見ながらお茶をしました。

ここにいると、「やる気なくなる症候群」になるようで、
とてもリラックスして、1日過ごせそうな場所です。
ぜひ夏休みに泊まりに来たいですね♫

帰りは少し遅くなりましたが、
ちょっとだけトバティを知ることができた1日でした。

2010年10月21日木曜日

時間泥棒

みなさん、
ミヒャエル・エンデの「モモ」をご存知ですか?

ゆったりとしていた生活から、
時間泥棒によって時間を奪われることにより、
みんなの心のゆとりが失われ、
せかせかとした希薄な人間関係を築くようになってくのを、
少女モモが止めるお話だったと思います。

私も中学生以来読んでいないので、
あまり覚えていませんが。。。

最近、パラグアイの授業の改善について考えると、
“時間”というキーワードが出てきました。

パラグアイの授業は、
教科書がないため、先生が、持っている教科書に書いてあることを
板書し、それを写す。
とにかく写します。
すべての単語の意味を理解しているのかも定かではない気がします。

また、1,2年生は文字が十分に読めなかったり、
書けなかったりと、書く作業にもかなりの時間を要します。

以上
①書く量が半端ない
②書くのが遅い     といった理由から、
              書くだけで2時間が過ぎるのが当たり前です。

また、これが算数の授業だと、一桁同士の足し算がまともにできないため、
計算練習16問で2時間が経ち、
文章問題4問で2時間経ちます。

これを待つのも、一苦労しますが、早く終わった子も暇を持て余し、
もちろん遊びます。

この差をどうにか縮めるため、
もっと時間を区切って、やったらどうかと感じました。
3分経ったら、その問題を消す、など。

でも、そうやって、早く早く!と指導することが本当にいいことなのか
最近悩みます。
このゆったりとしたパラグアイで、
時間の催促をすることが、
私は時間泥棒になるんじゃないかという気がしてきたのです。

同じ学年でもかなりの差があるため、
お友達がたくさん待たなくていいように、
隣で、一緒に字を読んだりして手伝ってあげるとできるんだから
自分でもやろうとする努力をすべきなんじゃないのかとか、
確かに催促しないといけないほどの時間はかかっています。

でも、これがパラグアイの空気なのかもしれません。
この子どもたちを、ただ叱る授業ではなくて、
この子どもたちがやる気を出すような授業を作らなければ
いけないんだなぁと思います。

そのためには基礎の定着が必要だと思います。
基礎がしっかり身につく授業。
そして、子どもから信頼される教師。
わかる楽しさ。それを教えてくれる教師。

うん、これですね!
これを築いていくためには、まず先生たちとの人間関係づくり。
そして、ただせかすのではなく、
有意義だと思わせる時間をつくることが大事なんだと思います。

なんだか、これに書くことで、ちょっとすっきりしました。
読んでくれてありがとう。

初授業!

月・火と急遽授業をしてみました。

内容は5年生の「円の円周の長さと面積」
正直、2コマでやる内容ではありませんが、
むりやり押し込んでみました。

やろうと思ったきっかけは、
子どもたちに算数的活動の中から公式を導き出す、
という授業を体験して欲しかったからです。

パラグアイの図形の授業は
①定義を先生が板書。(子ども写す。)
②その勢いで、公式も板書。(子ども写す。)
③それについて説明。(10分くらい)
④練習問題3問以上
  (掛け算がまともにできない子どもたちは、これに1時間かかる)

先生によると、公式は、知識として教えるものだそうです。
そして、練習問題。 常に少数あり。
これは、どの授業を見ても、ただの計算練習に見えますが・・・

なので、ちょっと終わってない先生に申し出てみました。

結果、かなり、疲れました。
やっぱり、スペイン語の不足は否めません。
自分が導き出したいような“問い”をするのが難しかったです。
また、午前のクラスでうまくいったことも、
午後のクラスではボロボロだったりと・・・

しかし、円の面積の授業では、午前がボロボロで、
かなり疲れ、休み時間も放心してしまいましたが、
午後いくらか発問を改善して臨んだところ、ちょっとだけうまく行きました。
それだけが本当によかったです。


これからは、11月にある
学年末試験に向けて復習の授業が多くなります。
なので、授業をすることはなさそうです。

この試験で、悪い成績をとってしまうと
次の学年に上がれないという重要な試験です。

そう、パラグアイには小学生にも留年が存在します!
私の学校にも、実際に留年している子たちがいます。
でも、留年した子たちを仲間はずれにしたり、軽蔑したりすることがない
子どもたちは、とってもステキだなぁと思います。

来年度の授業に向けて、ますますスペイン語頑張らなくっちゃ☆
  

2010年10月19日火曜日

燃えるサッカー!

日曜、今度はアトゥラでサッカーの試合がありました。

ちょっと寒かったものの、応援席の6割を
アトゥラの人(アトゥレイニョ)が占めていました。
というか相手チームの人は、ごくわずかだったようです。

そして、やっぱり太鼓持参の応援団もいます。
選手が登場すると、太鼓に花火。
やっぱり大盛り上がりです。

しかし、今日はなかなかどっちも得点が決まりません。
もう前半も終わるなぁというところ、
アトゥラにチャンスが回ってきました!
はらはらドキドキ☆
そしてゴーーーーーーーーーーール!!!!!
思わず、何か声を発するほどでした。照
私はいつの間にやらサッカー観戦が好きになったようです

そして、後半でも2点の追加点☆
もはや勝利が決定しかけていたとき、相手に得点を奪われますが、
もはや終了時間に迫っていたため、相手チームは喜ぶ暇もなく、
追加点を狙ってきます。

しかし、そこでホイッスル★
無事アトゥラが勝つことができました♫

これは来週も行かないとだな~✿


2010年10月14日木曜日

恋のはじまり

今日は、資金集めのために、
学校主催でハンバーガーを売る日。ちなみに午後4時から。
そのため、午前の部の子たちも、割とたくさん学校にやってきました。

ちなみに、午前と午後のクラスは、家庭の事情で選択するので、
毎年、あまり変わりません。
したがって、同じ学年でも午前と午後が違えば、

話す機会はかなり少なくなってしまいます。


休み時間、午前の部の6年生の女の子と、
「明日は私たちとよね~」と話した後のことです。

やんちゃな午後の部の6年生に呼ばれました。
男の子A 「先生、さっき話してた〇〇どこに行った?」
私     「あー、〇〇、どこかなぁ?」
男の子B 「先生呼んできてよ。こいつが挨拶したいんだって!」 
私     「あはは、彼女かわいいもんね~?
男の子A 「そうそう、僕の彼女なんだ!」

彼女なら、挨拶自分でするよなーとか、なんとか思いながらも
その女の子に、「話したいらしいよー」と声をかけると、
女の子  「No、No、No.」

そして、呼び戻される。(私先生なのに…)
私     「彼氏になりたいのね?」
男の子A 「うん、うん」
私     「すごく好きなの?」
男の子A 「そうなんだ!」(とっても笑顔☆)
私     「あははははははははははははは!
       話したいなら彼女、午前の部だし、来年は午前に変えたら?」
男の子A 「いやー、僕いつもたくさん話してるよ♪」

そんな言うなら、自分で話に行ったらいいじゃん!と思いつつも、
笑顔で、好きな子を暴露する小学生がかわいいです。

パラグアイの子どもは、恋愛感情があんまりありません。
中学生から急にませます。
今日の話は、6年生。
だんだん大人になっているようです。


ところで、例の女の子、
以前、同じ6年生にはかっこいい人いないわ~と言っていましたが、
男の子Aの恋が実るのか、楽しみです♫

2010年10月13日水曜日

日常。

3年生の教室に行った時のこと。

授業中、急に教室にみかんのいい香りが漂いました。
何事かと後ろを振り向くと、
先生がオレンジの皮をむいて、食べていました。
本当に自由です。。。

休み時間、軽く小雨が降る今日は、みんな軒下に。
ちょっと寒かったせいか、押しくらまんじゅうのような状況に。
というか、男女関係なくこちょこちょとかやって
ひっちゃかめっちゃかなってました。

来週から時間割を変える私。
「来週からは来ないのね!?チャオ。」と言っていた
4年生の先生が、
「問題は、かけ算ができないことよ!」と言ったので、
「だから来年は1~3年生で働きたいのよ!」と言ったら
妙に納得していました。

最近、先生たちの愚痴がわかるようになった気がします。

それではまた~

2010年10月10日日曜日

Partido☆

今日は、アトゥラ対カアクペの試合がありました。
カアクペとは、私の県の県庁所在地で割と大きめの市です。


水色がアトゥラで、黄色がカアクペです。
アトゥラ側は、かなりの盛り上がりで、太鼓等持参の応援団がいました。

ちょっと遅れて競技場に着いた私。
アトゥラが先制点を決めたときに着いたため、それに気づかず。
残念。。。
さらに、カアクペに同点ゴールを決められました。
しかし、前半終了間際、追加点をアトゥラが決め、折り返します。

これは、前半終了後のコート。
コートに警察(ベージュの制服)が入るほど、熱い闘いがあっています。
こっちの警察は、ピストルを持っているため、リアルに怖いです。


後半が始まり、またもやカアクペから同点ゴール。
これで、勝敗の行方がわからなくなってしまいました。

しかし、さすがアトゥラ☆
残りは、ロスタイムというところで、決勝点!!
アトゥラ応援席総立ち!花火もドッカン!
あと5分弱...このまま行ってくれ!
とみんなが願いました。

今回、ロスタイムがかなり長く、マナーの悪い観客は、
アトゥラに不利なジャッジをした審判に向かって何か投げます。
買ったアイスも投げます。
しかし
試合はそのままアトゥラが3-2で勝ちました!


これは、マナーの悪いアトゥラ側に対して起こるカアクペの選手たちと
それを止める警察たち。
つい乱闘がおもしろくて、こんな写真ばかり…



勝利を喜ぶアトゥラの選手たち。
そして、観客たち。
太鼓も花火もクラクションも、ずっと鳴りっぱでした。


それにしても、勝ててよかったです♫

2010年10月8日金曜日

Desfile!

今日は、あの延期になったデスフィレがありました。
天候は、晴れでしたが、風が冷たく
日向と日蔭の気温差に、どこに立とうか迷いどころ。

私の学校は1番目。 準備をしたらすぐに始りました。
鼓笛隊、旗を持って歩く子たち、
チアガールのようななりをして行進を飾って歩く女の子たち
そしてその他大勢。
来ない子もたくさんいました。
また、参加せずに見に来ている子もいました。

ちなみに、この旗にある女の方が、私の学校の創始者
「マリア・エレナ・デルマス デ プリエト・バサン」さんです。美人♫



学校のシンボルを持って歩く中学生

民族衣装を着た就学前学級

チアガール風の女の子


国旗を持って歩く子どもたちとその他大勢(後ろ)
かわいい☆



おそろいの制服を着た先生たち (私は写真係)

写真を撮る私に、みんな名前を呼びながら手を振ってくれました。
嬉しい・・・☆

ところで、パラグアイは毎年創立記念日を祝います。
この行進も毎年。
制服も毎年変わります。
なんとこの国旗まで毎年買っているそうです。。。
この国旗はいったいどこに行くのでしょうか?
とっても不思議です。

お金のかけ方がちょっと日本人とは違うようです。
この日のために髪の毛を巻く女の子たち。
こっちでは、おしゃれが最優先な気がします。
(それと食べ物(お酒含む)、そして遊び=フィエスタ)

自分のお金の管理だけはしっかりしたいものですね!

2010年10月7日木曜日

雨のち晴れ

今日は、もの凄いどしゃぶりでした。
そのため、やっぱり学校はありませんでした。

しかし、昼には晴れて快晴☀
しかも、空の汚れを洗い流してくれたようで
とってもきれいな五月晴れでした。





もちろん学校はありました。
明日は、延期になったデスフィレ!
ぜひとも曇りを期待したい!!

2010年10月6日水曜日

4年生

今日は、4年生の教室に。
4年生は、とても静かに勉強ができるイメージ。
だから、みんな前を向いていて、
なかなか顔を覚えきれませんでした。

それが・・・
先生が会議に呼ばれ、出て行ってしまったあと、
猛烈なおしゃべりが始まりました。

先生は、私にノートの点検を任せて行ってしまったものの
これでは点検どころか課題が終わりません。
また、「わからない」との声が多発。
若干、前に出て黒板の解説をし、待ちました。

すると、まじめな女の子数人はノートを持ってきたので、
チェケアール(点検)☆
加えて、間違っているところの指摘をすると、
だんだんみんなまじめに取り組むようになりました。
と思ったら、私が解説を一生懸命しすぎて、
走り回る子たちに気づいてないだけでした。トホホ…

まだまだ先生と認識されるのには時間がかかるようです。

ですが、私の解説を聞いて、わかったような顔をした子たちがいて
本当によかったです。
また、一番名前と顔が一致しない学年だったので、
名前も集中攻撃していくつかゲット☆


午後は、ちょっとだけ前で説明の練習をさせてくれました。
まだまだ難しいですが、こうやってみると
早く授業がしたい気もします。

今日は、4年生に収穫の多い日でした。

正三角形△

ちょっと友達のブログに影響されたので、
これからはもうちょっと生活の現状を正直に書きたいと思います。

パラグアイでは、よくこんな問題を目にします。

①底辺10cm、高さ7cmの正三角形の面積を求めなさい。

注) 正三角形の面積には、√(ルート)が出てくるため、
   日本の小学校では、扱いません。

それが、普通に存在します。


さらに今日驚いたのが、この問題。
②底辺3cm、高さ8cmの正三角形の面積を求めなさい。

もはや背の高い、2等辺三角形ができるでしょう。
でも、問題に正三角形と書いてあるため、図は、正三角形。

とってもどうしよう・・・って内容です。

でもきっと、これが正三角形じゃないと知らなくても
ゆらりと生きていけることでしょう...
そう、それがパラグアイ☆

2010年10月5日火曜日

10月4日

今日は、アトゥラの創立記念日です!
いろんな学校が、町をデスフィレ(パレード)します。

ところが、昨夜から雨。
今日も降ったりやんだりが続いていました。
気分は運動会の日の朝です。

そして、ラジオ放送で延期の放送が流れました。
ママも「なんで今日降るのよ~!」と嘆いています。

日本なら、「日ごろの行いが・・・」というところですが、
そんなに悪いことはなかったのに・・・と残念無念です。

日にちを大事にするパラグアイ人、
私以上にショックだったろうなと思います。
次は、日曜とか。。。

晴れてくれるといいなぁ♫

EXPO 2

この土日で、他の任地にいる隊員が遊びに来てくれました。
3人中2人が、バスにてこずり、長い旅になっていました。

もはや、誰よりも回数は行っているEXPOを案内し、
お昼ごはんを食べ、
この間の道の落書きを見学し、アトゥラを散歩しました。

友達と一緒だったせいか、
なんとなく道で会う子どもたちも緊張していました。

適当にぶらぶらと私も初めて通る道を歩いたりしていると
変な生物発見!! 犬かと思いきや、やぎでした。



そして、よく見ると、芸能人の千秋に似ています!
友達と大爆笑。疲れました。。。

でも、本当に散歩しがいのある町で、楽しいなぁと思います。
それでは。またまた。

2010年10月4日月曜日

フィエスタ!

土曜の夜は、フィエスタ(ディスコのようなもの)がありました。
EXPOに付随して行われたもので、かなり大きなものになるとか・・・

エルマナ(ホームステイ先の女の子)は
このフィエスタのために、新しい靴とドレスを買うほどです。
よくわからないけれど、相当気合いが必要なフィエスタらしいです。

私も日本から、一応ドレスを持ってきていましたが、
今日は14度。
寒かったので、普通にジーパンで行きました。
エルマナは、何が何でも新しいドレスが着たかったらしく、
ママの「今日は寒いから違うのを着なさい!」
という声を無視して半袖で出かけて行きました。

あとで聞いたところ、彼女の彼氏は、そんな彼女の姿に
テンションが上がったらしく、
なるほど陽気に踊っていました。ラブラブです。

また、このフィエスタは大きいために少少危険を伴う恐れも。
家でお留守番をするママはいくつもの注意を私にします。
そして、それを忠実に守っていたところ、
見知らぬ男が近づいてきました...

必死で避ける方法を考えていたところ、その男はこう発言。
「ピッキーボレーのとき、グァワジャバ食べてたよね?」
確かに、私は、1度、庭にあるグァワジャバの実をママにもらい
食べながらバレーに行き、食べながらバレーを見物してました。

もう1カ月くらいまえだけど、
東洋人の女がグァワジャバを食べているのが
そんなに印象深かったんだなぁと妙に感心。


今日は確かに、前のフィエスタよりかなりの人が来ていました。
でも、そんなに危険がなくてよかった。

そういえば、この日からサマータイム制度になり、
時間が1時間早まりました。
おかげで、いつも朝4時までのフィエスタが、朝5時まであり、
なおかつ5時に終わりませんでした。

会場の隣にある私の家は、もはや行っても行かなくても
変わりません。
ちゃんと寝たいな・・・  明日も早いのに。
それではおやすみなさい。

注)グァワジャバとは、レモンサイズの果物で、
 皮は薄い黄緑、実は赤、
 そしてすいかよりも種(頑張れば噛み食べれる堅さ)がたっぷり。
 歯で、皮をむきながら、かじって食べます。

2010年10月1日金曜日

落書き?

今日は、EXPO時期恒例の行事
Pre-escolar(就学前学級)による落書き?が行われました。

場所は、教会前の道路。
各学校ごとにまとまって、おそろいのTシャツを着ています。
そして、自分の名前が書かれた丸い領土の中にチョークで絵を描きます。

これは、描いている様子。
いろんな色を使って、みんな自由に描いています。





丸の中は、だんだん絵で埋まっていきます。
次第に道全体がカラフルになってきました。
これは描き終わった後の道路。
とっても楽しい思い出になりそうですね♫


昔、お母さんの仕事についていって、
粘土石?で道路に絵を描いてたことを思い出します。
車にひかれそうになったこともあったような・・・
絵は夢があってステキだなと思います。
何日持つかわかりませんが、雨がふらないことを願います。

コンクルソー

要は、コンクールです。

今日は、私の学校の子どもたちが
EXPOのステージで出し物をする日でした。
ミサのあと、そのまま広場に移動し、
みんな衣装に着替えて準備をしています。

内容は、この間、
Bicentenarioの発表会で披露したダンスに加え、
個人的に練習したものもありました。

また、他の学校も同時に行われ、
民族衣装を着たもの、スペイン風のもの、ペルシャ風のもの
側転やステップなどアクロバットなものまで様々でした。














ミサのあとだったので、広場にはたくさんの観客がいました。
でも、どの子たちも堂々と踊れていてとてもよかったです。

ですが、コンクールということで、
やっぱり自分の学校を応援したいと思います♪

終戦記念日

9月29日はチャコ終戦記念日です。
こっちに来て、よくストライキはありますが、
祝日は初めてでした。

チャコ戦争とは1932年に始まった、
ボリビアとパラグアイの国境を争って行われた戦争です。
当時、その国境付近に石油が眠っているとされ、
その石油をめぐって、国境の確定を迫られました。

なんだか尖閣諸島をめぐる日本と中国みたいですね。

結果は、どちらも疲弊した状態だったそうですが、
当時から国民の団結力が強かったパラグアイが勝利し、
現在の国境となったそうです。
ここに来て感じる団結力、愛国心はここからも通じていたんだなと思います。

その終結日が今日(29日)です。
南米の国々が中立の立場をとり、開始から3年後の1935年
アルゼンチンの仲介で講和条約が結ばれました。

そして、夕方からは、ミサがありました。
みんな厳かに司教の話を聞いています。

戦争でたくさんの命が奪われました。
ご冥福をお祈りいたします。