9月29日はチャコ終戦記念日です。
こっちに来て、よくストライキはありますが、
祝日は初めてでした。
チャコ戦争とは1932年に始まった、
ボリビアとパラグアイの国境を争って行われた戦争です。
当時、その国境付近に石油が眠っているとされ、
その石油をめぐって、国境の確定を迫られました。
なんだか尖閣諸島をめぐる日本と中国みたいですね。
結果は、どちらも疲弊した状態だったそうですが、
当時から国民の団結力が強かったパラグアイが勝利し、
現在の国境となったそうです。
ここに来て感じる団結力、愛国心はここからも通じていたんだなと思います。
その終結日が今日(29日)です。
南米の国々が中立の立場をとり、開始から3年後の1935年
アルゼンチンの仲介で講和条約が結ばれました。
そして、夕方からは、ミサがありました。
みんな厳かに司教の話を聞いています。
戦争でたくさんの命が奪われました。
ご冥福をお祈りいたします。
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