2011年4月1日金曜日

エイプリルフール

4月1日、日本ではエイプリルフールの日ですね!
家族に、この日は、嘘をついても許される日なんだよー! と言うと、
「パラグアイにはそんな日ないわよ!
だって、毎日嘘があふれているもの。あはははは。」
ちょっと納得してしまった私。

友達にも、教えてみました。
解説しようとしたときに、雨があがって、空に大きな虹が。
「この日は、日本では嘘をついていい日なの。
でも、今虹が出てる。これは本当よ!」 とメールすると、
「虹は見たけど、嘘をつくと同時に虹の話もしないといけないの?」 と、
聞かれました。
単に、早く教えないと虹が消えちゃう!!と思って、急いだだけなのですが、
虹が話をこんがらがせちゃったみたいです。



でも、今日嘘つけなかった。。。

2011年3月23日水曜日

クッキーの襲来

先月クッキーが学校にやってきました。
それも大量に。
去年から、政府支給の牛乳は学校にありましたが、
 今年は、クッキーもやってきました。


これが、一袋。
それが、20個ずつ大きなビニール袋に詰められています。
とりあえず、職員室的な場所に運びましたが、量が半端ないんです。
置く場所がなく、トイレ横、学習支援教室と2回引っ越しをしました。
今、学習支援教室は、ココナッツの甘い匂いでいっぱいです。
 



それにしても、 あれを毎日食べ、
売店でも何か買って食べる子どもたちにも びっくりします。
クッキー、くれるなら教科書とか机とか欲しいな・・・

本音。。。

2011年3月22日火曜日

猫ちゃん

我が家の黒猫おばあさんが最後?の出産をし、
3匹の子猫が産まれました。

色は、黒、きじ猫、灰とばらばらです。

特に、きじ猫は日本の実家で買っているのとそっくりで、お気に入りです。

それぞれに、あお、あき、はると名前をつけました。

黒なのになぜ青なのかは、なんとなくです。




灰色のハルくんは、もうよそにもらわれてしまいましたが、
他の2匹を観察したり、
なでなでしたりするのが、最近の余暇の過ごし方です。






かわいい・・・
としか言いようがありません。

学校で疲れても、お家で猫ちゃんが癒してくれます♫

2011年3月10日木曜日

喜怒哀楽

日々学校では、疲怒哀の感情と格闘しています。

いつまでたっても、私を先生だと思ってくれない子どもたち。
担任の先生がいなくなった途端、わらわらと話しだします。
立ちます。
遊びます。
けんかに発展します。

いくら注意しても、聞きません。
なんとか話しても、スペイン語を笑われます。
特に、R、とL、の違いについて。
怒った時にとっさに出るのは日本語。
いけません。
いけないんですが、しかるときほど気持ちがいっぱいいっぱいです。

今日も、早く教室から抜け出したいくらいの疲怒哀。
私の声は、かれそうでした。

そして、
最後のクラス。先生と協力してやりたかったことが、
会議が乱入。
やっぱり、私一人が教室に。

みんないきなり手を洗いに行ったり、あーだ、こーだとうるさい状態は
続いたままでしたが、
なんとか始めると、だんだん私に慣れてきてくれたのか、
ちょっと反応が早くなったような気がして、ちょっと嬉しい♫
まだまだ、全員は授業に参加はしてないけれど、
今後の右肩上がりに期待したいところ☆

さらに、最後、嬉しいことが。
宿題を2問出していたところ、ある子のノートに第3問目の問題が!!
一緒に宿題をやってくれた家族の誰かが、
きっともう1問練習をさせてくれたのだろうと思います。

それだけで、とっても嬉しい気分になりました。
疲れもふっとびます!半分くらいは。

これからも、きっと喜怒哀楽、、、喜や楽の割合は少ないだろうけど
なんとかやっていきたいな・・・

2011年3月1日火曜日

学校開始!

2月15日、いよいよ学校が始まりました。
まずは、掃除。。。そして、会議。

教室のいすや壁、天井にはたくさんの蜘蛛の巣が・・・
なぜここまで放置できるのかがよくわかりませんが、
とにかく、本気で掃除をしました。

先生たちが、なぜ、短パンサンダルで出勤してきたのか
今ならわかります。


パラグアイでは、親が、毎年学校や先生を選びます。
そのため、去年はあの学校だったけど、今年はこっちにしようかな!
っていうことができます。
さらに、去年は昼だったけど、今年は朝がいいな、とか・・・
まぁ朝の方が大人気ですけど・・・
あるクラスは、朝と昼で10人くらい差があります。。。
というわけで、学校が始まってからも、未だクラスの人数が確定しておらず、
学校は混乱状態です。

こういうとき、日本のクラス替えは先生選べないけど効率的だよな…
思っちゃいます。


さらに、今年は、雨、雨、雨!!!
23日水曜日、学校初日、朝から雨。
微妙な小雨のなか学校に行ってみると、先生方が4人いました。→なし。
午後、学校に行ってみると、子どもは20人くらいしかいませんでした。→なし。

次の日、かなりどんよりとした曇りでした。
私は、傘を持って、学校へ。
子どもたち、まぁまぁ来ていた!よかった♫
でも、学校が終わるころには、どしゃぶり。
昼休みも終わるころ、学校に行こうとすると、
ママはすでに、私服。「行っても誰もいないわよ。」→なし。
学校がまともに始ってくれません。。。

次の日、曇ったり、雨だったり・・・
子どもは割といたけど、朝8時過ぎ、停電。
先生も子どももテンションガタ落ち↓↓ ・・・昼間もずっと停電。
午後、それでもようやく学校始まる。よかった・・・
そんな先週。

日曜日。朝から晴れる!
思わず庭に出て、空に向かって「久しぶりー!!(スペイン語)」と叫ぶ私。
洗濯物もいっぱい乾きました☆

28日月曜日。すでに2月最後の日。
晴れ。ようやくほとんどの子どもたちが登校!
いやー、本当によかった。
晴れって幸せです!


毎日6時起き、7時前出勤、7時仕事開始生活がいよいよ始まりました。
それにも少し慣れてきたかな、というところ。
そして、夏休み、かなり休みを満喫していた私。
学校が始まって、やる気満々です☆
このやる気が切れない程度に、ほどほどに頑張っていきたいです♫

2011年2月17日木曜日

チャコ

2月のことですが、学校が本格的に始まる前に チャコに行ってきました。
チャコとは、パラグアイ西北部を指し、
 パラグアイ国土の半分程度を所有しているにも関わらず、 人口4%のところです。
3月に帰ってしまう先輩隊員がいるうちに!と思って行ってきました☆

2011年2月10日木曜日

帰ってきた!

久しぶりに帰ってきたパラグアイ。
やっぱり暑くて、なんとなく町が汚くて、そして騒々しくて。

アトゥラの町。
相変わらずトランキーロ(静か)。

なんだかんだいっても落ち着きます。

久しぶりにバレーに行きました。
「タント ティエーンポ!!(久しぶり)」と言ってくれるみんな。
元気かい?と普段のあいさつ。
私の居場所がちょっとずつ広がっていっている気がします。

もうすぐ、夏休みも終わり。
毎日は行けないだろうけど、続けていきたいな。

アルゼンチン旅行

こんにちは!

任国外旅行
1回目、アルゼンチンに行ってきました。













まずは、アルゼンチンの首都である、ブエノスアイレスについてのざっとした感想を述べたいと思います。

・都会、たくさんのビルがそびえている
・涼しい
・道が広い
・車が多い
・空がちょっと薄い
・海がある→魚介類もおいしい!
・バスがキレイ
・バスがバス停でしか止まらないことにびっくり!
・ついでに、ドアを閉めてからでしか出発させないところにもびっくり!
・信号がかなり機能している
・日本人を見ても驚かない
・本屋さんがたくさんある
・カフェやレストランなど、とにかくおしゃれ

・街並みがヨーロッパ風でキレイ
・人柄はさばさば
・キレイな人、おしゃれな人が多い
・公園が素晴らしい(緑たっぷり♫)
・スペイン語のイントネーションや発音が違う
・やたら、記念碑が立っている
・地下鉄が通ってる!
(切符売り場にひとがいないときはただ!)

まぁこんなかんじですが、
これらの感想、ついパラグアイと比較して感じたものです。。。
都会の雰囲気、道路や車の様子
パラグアイにはないものも多くありました。
また、パラグアイの生活習慣から来る違いもたくさんありました。
きっと日本から来ていても、
こんなに感動しなかっただろうなっていうとこばっかりです。

それから、パラグアイ人は、ほとんど英語が話せません。
ところが、観光客が多いアルゼンチンでは、多くの店員が英語を話せます。
そして、東洋人の私たちには英語で話しかけてきます。
ですが、もう英語にさよならしてから5年くらい経つ私、
とっさに英語が出てきません。
英語で質問されて、スペイン語で受け答えしてしまう私。
ちょっと情けないですが、それほどもうスペイン語の方が
ずっと関わりの深い言語になってしまっているんだなぁと感じてしまいました。


また、この旅は、同期の同い年の男の子2人と行ってきました。
どうなることかわかりませんが、
ブエノスとサルタの2編でお送りしたいと思います。


















ブエノスアイレス編

旅1日目から3日目は首都ブエノスアイレス。
いや、都会です。


これは、大統領府。その名も“カサ・ロサーダ” 「ピンクの家」という意味です。
前には、5月広場が広がっていて、ハトがたくさん飛んでいます。
国旗が青空のように爽やかですね♫



2日目はボカ地区に行きました。
ボカは、タンゴ発祥の地とされる町で、たくさんの店でタンゴが見られます。
また、お金を払えばダンサーと記念撮影もできたり☆
とても明るくて、キレイな町です。


また、ボカ地区は、建物がカラフルなことでも有名です。
パステルカラーのキレイな建物が続くだけでなく、
その一つ一つにお土産屋さんがあり、女の子なら何時間でもいられそうなところです♫
また、日本人の観光客も多いのか、やたら「ビジン」「キレイ」などの日本語を知っていました。
とくに驚いたのが、何人かの呼び込み店員さんが、
「そんなの関係ねぇ×2 ハイ、オッパッピー☆」と
小島よしおの物まねをしていました。
日本の漫画の文化だけでなく、
いよいよお笑いの文化まで流入して行っているのでしょうか??
時代はともかく、地球の反対側まで知られているってすごいことです。
そして、さらにびっくりすることが・・・!!
男2人と旅行していた私ですが・・・
  二日目の今日、なんともう一人やってきました。
これで、同期の同い年が全員そろうことになり、さらに男3人との旅行になってしまいました。
はてさて・・・
3日目は、サン・マルティン公園に行きました。




公園内は緑の木陰で涼しく、とっても落ち着く場所でした。
一日中座って過ごせそうなところです。
そして、びっくりしたのが、公園に水着でねっ転がる人々。
ブエノスでは、公園で日光浴をする人がいるそうです。

それから有名な観光地でもある墓地に行きました。
日本だと、なんでお墓??と思うかもしれませんが、
カトリック系のお墓はキレイな建物で、
それらが並んで立つと、キレイな観光地になってしまうのです。
ちなみに、パラグアイのお墓もこのようになっています。

まぁもうちょっと小規模ですが・・・


この後、すぐ近くの国立美術館に行きました。
館内はものすごく広く、ちょっと歩き疲れましたが、
有名画家の作品もあったり、
19世紀や18世紀を感じさせる絵もたくさん展示されていて、
とてもよかったです。

それから、パレルモ地区に行きました。
パレルモ地区は、ブエノスの中でも最も広い地区で、
その多くを広場が陣取っています。
ばら園に行きたかった私ですが、目的の場所に行く前に、
かなり歩くことになりました。
それぐらい広い公園なのです。公園全体は、道路を挟んで建設されており、
動物園や植物園、日本庭園なども設置されています。
そして、植物園にはバラは咲いていませんでした。。。
つきあってくれたみんなありがとう。たくさん歩かせてごめんね。。。

また、パレルモ地区にはもう一つの顔があります。
それは、おしゃれを先行する町。
町に並ぶお店はどれもモダンで、たくさんのキレイな人たちが行き来しています。
ただ買い物に来たくなる地区でした。

今日でブエノスの旅も終りです。
キレイな町、ブエノス、また来たい!!

サルタ編 ~ウマワカ渓谷~

旅4日目から6日目まで、サルタ地方に行ってきました。
サルタは、首都ブエノスから北に、飛行機で2時間ちょっとのところにあり、
緯度的には、パラグアイのアスンシオンと変わりません。
そのため、ブエノスよりはちょっとだけ暑く感じましたが、
アンデス山脈の一環、ウマワカ渓谷があることで、標高が高く、
場所によってはすごく寒いところもありました。

ここはサルタの中心地。
大きな大聖堂が二つあり、とてもきれいでした。
一つは、ピンクとクリーム色の教会で、ちょっとメルヘン。
もう一方は、エンジ色と黄色の作りでした。
写真は夜、ライトアップされたもの。



次の日は、朝早起きして、ウマワカ渓谷往復ツアーに行きました。
30人程度のバスで、ガイドさんの案内とともに、進んでいきます。
ガイドはもちろんスペイン語。
適当に聞き流したり、まじめに聞いたりしながらも
私は、写真を撮るのに夢中でした。
ここは、プルママルカ。
私が一番行きたかった7色の丘が見られるという町。
ですが、ツアーのため、滞在時間が決まっており、
時間はわずか30分間。
トイレに行くと、もう見る時間は10分もなかったけど、
ちょっとだけ、写真を撮って、お土産屋さんを通りすがるように見て、終了。
もうちょっとだけ、長くいたかったなぁと、ちょっと残念。

次は、ティルカラに。ここは宿泊した場所でもあるので、また後ほど。

そして次にウマワカで昼食をとって、ガイドさんと一緒に観光しました。
食べたのは、リャマの肉。
正直、味は微妙でしたが、めったに食べれる物でもないし、よしとする。笑

これは、高台からとった風景。
標高が2000mを超えるため、ちょっと階段を連続で登ると軽く息があがりました。
階段の途中に見える青いテントはお土産屋さん。
売っている商品はほとんど同じだけど、
そのデザインや、色がちょっとずつ違うから、思わずどの店にも
立ち寄って見てしまいます。
自分とエルマナのお土産に、鞄を買いました。




ウマワカ渓谷は、山肌が見える渓谷です。
地層の層によって色が異なり、さまざまな色の山が連なります。
久しぶりにまともな山を見た日本人の私は、
それもきれいな色をした山々に圧倒され、ついたくさんの写真を撮ってしまいました。
さて、ティルカラに戻ってきました。
ここでバスを降り、ツアーの他のお客さんたちと別れを告げます。
ティルカラは乾燥していて、たくさんのサボテンが生えています。
同じく高台から写真を撮ると、ティルカラの町が見渡せ、
小さな集落に立っている四角いおうちが、模型のように見えました。
ここは、ちょっと気候的にちょっと寒く、
町にはお土産屋さんで買ったであろうセーター(リャマ柄)を着た観光客が
たくさん歩いていました。
これが、リャマ!!
私的には、アルパカとリャマの違いがよくわかりませんが、
かわいい。
売りものの小さい置物なんか、白いふかふかがとっても愛らしい。






最終日もう一度サルタに戻って、最後のお土産周り。
私は、走り回って買い物をしました。
最後の最後にいいものを見つけることができ、
そのお土産にホームステイ先の家族も喜んでくれたので、
走ったかいあり☆ よかったです。

それでは長かった1週間もこれで終わりになりますが、
アルゼンチンとってもきれいでいいとこでした。
都会あり、その中にもくつろげる空間あり、そしておしゃれで、
大自然も残されている。
また行きたいなぁと思わせる、そんな町でした。