2016年4月26日火曜日

チェルノブイリ

今日4月27日は、チェルノブイリ原発事故が起きた日であり、
今年でもう30年になる。

その後遺症は、その当時作業員だった、また近くに住んでいた人たちの
子どもたちの子どもたちにまで残っているらしい。
生まれてきた赤ちゃんの顔や心臓に障害や欠陥があるだけでなく、
私と同世代の母親たちは重い難産に悩まされたそうだ。

そして、なんと驚くことに30年経った今でも、
原発内の使用済み核燃料は、廃棄されず残ったままだという。
映し出された核燃料は、おどろおどろしく、気味の悪いエイリアンみたいだった。

放射能は目に見えないし、被爆するという感覚はよくわからない。
でも、あの使用済み核燃料を見たとき、受け付けない何かを感じた。
原発がないと、日本の電気代は高くなるだろうし、
火力発電所で日々起こる事故や石炭の粉塵の公害だって
見過ごしてはいけないことはわかっている。
でも、
得体の知れない恐怖感を与えてくれる核燃料と、
これからも付き合い続けていかないといけないのだろうか。
本当に安心・安全な発電はないのかもしれない。
でも、嘘はつかない、安全を優先する、そんな発電をお願いしたい。
お願いだから、電気代は払うから。

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