2011年1月20日木曜日

目標

ちょっと遅くなりましたが、
今年の目標、もしくは活動の目標(精神面)を考えました。

delicada と お金 に負けない! です。
デリカーダとは、英語に近いのでわかると思いますが、
繊細という意味だと思います。

私には、どうもデリケートさが足りないようです。
そのために、パラグアイの生活を息苦しく感じることもあります。

このデリカーダを克服するためには、
私もデリカーダになるべきなのか、それとも図太く生きていくべきなのか
わかりません。
でも、「私たちはデリカーダだからやめてくれ。」
と言われて傷つくのは嫌だなぁと…


ただ、私にも困ることがあります。
それは日本とパラグアイの男女関係の考え方の違いです。

例えば、パラグアイでは
①友達でも、恋人のような意味に。
  日本では男友達はただの友達です。
  一所懸命説明しても、そういうふうに受け取られます。
  面倒です。

②人前でいちゃつくのが当たり前。
  家族の前で、いちゃつく娘たち。
  パラグアイでは男の人が彼女の家を訪ねるのが一般的です。
  そして家の庭や居間で、いちゃつきます。
  こっちがどこかへ行きたくなります。
  もし、私に恋人がいても、私はお家に招待したくありません。
  知ってる人たちの前でいちゃつくのは勘弁です。

③一夫多恋人
  パラグアイ人は何人もの彼女を持っている人も・・・
  (女性にもいるそうですが…)
  それにも関わらず、かなり嫉妬深く、矛盾しています。
これに関しては、被害はないですが(笑)
妻子持ちがナンパするのは気持ちのいいものではないですね~。

④外で男性とお酒を飲むのはよくない。
  お誕生日会やクリスマスなどで、家の中のパーティーで
  お酒を飲むのは普通です。
  しかし、外、例えば軽食やさんで男性たちと一緒にお酒を飲むことは
  先生として、だめだそうです。
  先生として、というのは頷けますが、
  私より同僚の先生方の方がお酒は好きなのに、中庭で飲んでいるから見えない。。。 
  私は、飲んでいなくても、一緒。
  なのに、フィエスタに行くのは勧められる… なぜだ!
  フィエスタこそ、酔っ払いしかいなくて危ないっていうのに。。。  

以上①、②の2点、
男友達をどう紹介してよいかわからない、
こっちの目の行き場がない、という状態で、
私だって十分デリケートじゃないんだろうかとも感じますが・・・

男女に関する異文化理解ほど大変なものはないかもしれません。


また、お金ですが、
私たちボランティアは、日本政府から生活費をいただいていますが、
家賃を払っても、贅沢をしない限り、十分なお金があります。
しかし、それを、いかに、
本当にお金を持っていないように見せるかが難しいのです。
持っていると思われると、容赦なく貸してくれと言われそうで
とても怖いです。
こちらの文化では、いいものがあったら、すぐに「ちょうだい」と言います。
こういうとき、私の苦労した学生時代を思うと悲しくなります。
とにかく、貧乏性を前面に出して、頑張るぞ!

以上、目標精神面でした。
  

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