2010年11月29日月曜日

Despedida 2

2回目のDespedidaに行ってきました。
今回の先輩方は15人ほど。。。多いです。
しかも、紅1点ならぬ、男一人。

やっぱりあんまり絡みが少ない先輩方でしたが、
それぞれの話を聞くと、それぞれに助け合ってこられていて、
ステキな仲間だなぁと思いました。

初め、帰りたくて帰りたくてしょうがなかった先輩。
ずっと楽しかった先輩。
1年半つらかったけど、最後の最後に関係が変わった先輩。
色々でした。


特に、今回はちょっと延長をなさる先輩もいらっしゃるようで、
その2人からのサプライズビデオもとっても感動的でした。

「もう電話に出てくれないって思うだけで涙が止まらないよー」
この言葉に本当に悲しくなりました。
隊員は、10分ならただで携帯を使うことができます。
でもそれは、もちろんパラグアイ内だけです。
その電話で、つらいとき励ましあってきた先輩方。
司会を務めていた先輩も号泣していました。
つらかった経験が多い先輩方の姿が今は堂々として、
キラキラしていました。
デスペに来ると、自分もあんな風に堂々と帰られるよう
がんばんなきゃって思います。

今から夏休みなんだけど、うん、ちょっとずつ頑張ろう☆

2010年11月22日月曜日

日本人

最近、インターネットのニュースに流れるスポーツの記事。
喜ばしいことが多いようです。

特に、安藤美姫選手頑張ってほしいな、と思うこのごろ。

最近、それらの輝かしいニュースに、励まされるのも本当です。
頑張っている日本人を思うと、私も頑張ろうと思います。

この喜びを伝えたいけど、果たしてパラグアジョスが、
それらのスポーツを知っているのかが気になって、
伝えられません。残念。


パラグアイに来て5ヶ月、
私は日本人なんだなーというのを感じてしまいます。

宗教の話。
〇ミサはないよ。と言ったら、じゃあいつ集会があるの?
と、聞かれ、困る。
お盆の説明が難しい。
〇牛肉は食べないって聞いたけど?
食べるよ。高いからあんまり買わないだけだよ。
でも、毎日は食べないよ。
あと、魚を食べるから・・・
だから、頭がいいのよ!
いや、そんなこと言われても・・・

この間、ピラポに行った時、先輩のお家で
「ようこそ先輩課外授業」を見ました。
先生は落語の方。
やっぱり、落語を作って、発表するのが授業。
最後の発表会で、緊張してうまく話せなかった女の子。
悔し涙を流していました。

パラグアイには発表がうまくできなくてくやしい思いをする子は
少ないんじゃないかと思う。
これが、異文化なんだと思う。

この差とつきあっていくのは、
勉強という忍耐が必要な場面において、大変だ。
攻略法は、また考えよう。
でも、私は今まで習ってきた先生方に感謝したい。
私だって宿題は嫌いだ。
それでもたくさんの宿題を出してくれてありがとう。
だから、私の基礎がある。

クリスマス

我が家にもクリスマスが来ました。

ちいさなこのお家のどこに
飾り物が隠されていたのだろうとびっくり。

まず、ツリーを洗い、ちょっと飾り付け。
次に私のお部屋の窓を飾り付け。
そして、長いテープが色あせていたため、

色あせていない部分だけを切り取り、リボンを作って、
お庭のミニひのきに飾り付け。
かわいいツリーができました。





さすがキリスト教徒!というべきなのかわかりませんが、早い!!
実は、私の町のスーパーは、10月から、飾り付け商品を売っています。
ちなみに、パラグアイは夏のクリスマス。
クリスマスの飾り物と一緒に、浮輪や海パンなども売られています。
これぞ、南半球ってかんじですね★

2010年11月16日火曜日

カレ-

日曜日にカレーを作りました。
見た目はとっても普通。ご飯はお米が違うのでいまいちでしたが、
それでも、ピラポで買った麦茶と一緒においしくいただきました。



パラグアジョスは辛いものが苦手です。
案の定、家族は「辛い」と言って食べませんでした。
甘口買ったのに・・・

エルマナの彼氏だけが食べてくれました。
それでも、ママが一言。
「食べたくなかったら無理しなくていいのよ。」
それは私のセリフだ!とちょっとイラッとしましたが、
これがパラグアイ特有の辛辣な冗談と受け止めることに。

「ルーが自然じゃない!」エルマナに言われました。
だって、ルーから作ったことないんだもん。

ちょっとカレ-の悲しい思い出でした。

2010年11月9日火曜日

選挙

日曜日には、全国一斉市長選挙が行われました。

パラグアイにも、2大政党が存在し、
市長選挙も、他の候補者を差し置いて、まるで1対1の闘いのようです。

また、全国の市長が一斉に変わってしまうため、
4年ごとに政治が大きく変わってしまうのではないでしょうか?
それも、市長が変わると、それに伴って、
市役所で働く人たちも変わる恐れがあるからです。

日曜の夜は、各党ともに、勝利を喜びあっています。
いったいどっちが勝ったんだ?と
思っていたところ、ほぼ同じ票数を獲得しているようで、
最後の最後まで、結果がわからないようでした。

そして、結果がわかったのは、木曜日。
なんと10票程度の差だったということです。

政治のことはよくわかりませんが、
良い政治をしてくれることを望みます。


ひまわり

土曜日は、午前中ピラポ日本人会が運営する日本人学校と
日系移住資料館を見て回りました。

学校が、日本語であふれているなんて
本当にびっくりです。


教室も、一応外履きと内履きがあり、
教室には、縦書きの文字がありました。

「授業中立ち歩かない」
「授業中水を飲まない」
「あいさつや返事は大きな声で」

これらの標語。ぜひ私の学校の教室にも貼りたいものですね~

2年生の教室に行くと、漢字のテストをしていました。
普段はスペイン語のつづりを覚えながらも、漢字も覚えるなんて
かなり大変そうです。

また、折り紙も楽しそうにやっていました。


それから、ちょっとだけ移住資料館に。
移住50年の歴史順に写真が並べられ、
その当時一緒に持ってこられた服やもの、レコードなども展示されていました。

なぜ地球の裏側にこんな世界があるのか不思議でたまりませんが、
日本人は、本当に何かをつくるのが好きなんだなーと思いました。
当時の方々の努力のたまものだと思います。
そのおかげで今もパラグアイ人にとっては
日本人は好印象を持てる相手となっています。
この絆を深められる活動をしたいものですね~♪


これは、通りの名前。
パラグアイは、すべての道に名前がついています。
Japonは、スペイン語で、“日本”の意味。
そうこの大きな道路は、日本と命名されています。



そして、午後は、ひまわりを見に行きました。
これはその途中に会った風景。
日本かと見間違うほど。
水田・・・とっても懐かしい日本の風景です。
どうりでお米が違うわけです。
本当においしい♪



そして、これがひまわり✿
ものすごい平原に広がるものすごい数のひまわり。
だだっ広い平原には、

いくつのも黄色いひまわり畑がありました。


             Yo. ブログ顔見せ初です。



雄大...
今度は、仕事じゃなくて遊びに来たいなー★
スーパーで、カレーも買ったし、来週作るぞー!!

クルソー

5日金曜日に、算数の講習会を開きました。

場所はピラポ。
今年日系移住50周年を迎えた町です。
たくさんの日本人・日系人が住み、日本語も日常的に耳にし、
また日本食も手に入ります。
ここがパラグアイだなんて、びっくりするぐらいです。
首都アスンシオンから、バスで、8時間ほどかけてやってきました。

会場の壁に、私たちの学校や活動紹介をした模造紙を張り、
その下に、これまでに作った教材を並べました。




これは、1年生や2年生が対象。
数の概念や、足し算引き算の判断、筆算は1の位から。などを
教えるために先輩隊員が作ったもの。
やはり1年以上いらっしゃる先輩は作っているものの数や工夫が違います。


初めに、四則計算のきまりを使ったゲームの紹介。
4を4回使って答えが0~10になるように+、-、×、÷をあてはめます。
実際に先生方にやってもらいました。
かなりてこずっているようでしたが
それでも、少しずつ回答欄が埋まっていきました。

がしかし、6のところで、問題が!!
なんと日本にはないパラグアイルールが!
(4+4)÷4+4=6 これは、日本では正しい答え。
しかし、パラグアイでは、最初に括弧()が付くと、
後半にも括弧をつけなければならないというルールがあるそうです。
したがって、(4+4)÷(4+4)となってしまうらしく、答えが1になるじゃないか!
と反対を受け、4+(4+4)÷4とするか、{(4+4)÷4}+4と
しなければだめだそうです。
謎すぎる・・・
しかし、まぁこれで納得してくれたので、
一件落着。終了しました。


次は、掛け算の考え方について。
日本では、3×4 と 4×3 の違いを明確にしてあり、
そのうえで、かける数とかけられる数を逆にしても答えは同じ。
と指導するようになっています。

しかしパラグアイでは、最初から 3×4 も 4×3 も同じものだ。と指導し、
なおかつ
4の段は、4がいくつで考えていくところを
ある数を4回かける、と指導するため、
4ずつ増えていくことがありません。

それで、子どもたちがこんがらがっている場面に出くわしてきた
先輩が、日本式のかけ算の指導方を紹介しました。
何人かの先生方は非常に納得されていたようです。
私も、このやり方を推奨したいと思っているので、
先輩に見習って、頑張りたいものです。






昼休憩をはさみ、
初めに、折り紙の紹介をしました。
もちろんパラグアイでは、折り紙は希少なものです。
なので、パラグアイでも作れる紙花や、
長方形の紙を使ってできるゴミ箱や飛行機を紹介しました。

私は、ゴミ箱のかかり。
ちょっとしたものを入れるのに便利だ。と説明すると、
「鉛筆の削りカスとか!」との声が。
ぜひ教室でも作ってみてください~♪

また、よく卒業式なんかで見られる、紙花も好評で
開いたものを一生懸命閉じなおして持って帰ろうとする先生もおられました。
こういう姿、嬉しいですね!

また、紙飛行機では最後に競争をして、大盛り上がり。
勝者には、折り紙で作った花のメダルが贈られました。

最後に、図形の講習。
コンパスを持っている先生は少なく、
初めは使い方も怪しい方もおられましたが、
たくさんの図形を書いて、
周りの長さが一緒でも、面積が違ったり、
形が違う長方形ができることなどの確認を行いました。
そこに、図形のおもしろさがあると思うのですが、
うまく伝わってくれているといいなと思います。



みんな一生懸命書いています。



先生が作図した三角形と、飛行機、花、ゴミ箱。
最後に反省会を行い、次回に向けての改善点を話し合いました。
これからも、こうした講習会を開いていく予定です。
次からは私たちも、1時間の持ち時間を持って、することになるでしょう。
頑張らなきゃ!