2012年7月30日月曜日

オリンピック2012enロンドン

いやーオリンピックあってますね~!!!

パラグアイは、開会式は中継されたものの、
肝心の競技は中継されていない?ようで、
もしくは、世界のニュースとかが流れるチャンネル(アンテナ)を
持っていないと見れないようです。
残念すぎる。。。(><)

2012年7月26日木曜日

丸2年

任地Atyraに来てから、2年が経ちました。

不安と不安と不安でいっぱいだったような気がします。
1ケ月間一緒に過ごした仲間たちと離れて、それぞれの任地へ。
コルディジェラ県の小学校教諭4人で、2台のワゴンに大荷物を積んで。

ただ一つ共通したことは、今年も冬休みが1週間延びたこと・・・
嬉しくないけど。。。

ただ今回は先生方は出勤しなければならないということ。
やる気満々で行きたかったところ・・・

やっぱり先生方はマテばっかり飲んでいました。
非常に仕事の話に持ちこみにくいあの感じ。。。

いつか撮影してみます。笑

延長したからこその色々な2年目、2回目。
そして3回目。

改めて、帰国に向けて写真を撮ろうと思う今日この頃。

2012年7月10日火曜日

地域言語

パラグアイ領土をめぐって起こった3国間?戦争。
相手は、ボリビア、アルゼンチンとウルグアイのタッグ。
パラグアイは、多大な死傷者を出したものの、(人口が3分の1に減少↓↓)
現地語グアラニ―語のおかげで勝利を得たそうです。

なぜならば、他の国の人たちはグアラニ―語の合言葉が言えなかったから。


それを考えると、、、
アジアは、民族ごとに言語が違いますよね。
旅行の際はちょっと不便かもしれませんが、それもアジアのおもしろさです。

古くからある現地語を誇りに思う気持ちはとても大事です。
ですが、
母国語を話すことは、決して珍しいことではないでしょう。

中南米は、スペインやポルトガルに植民地化されていたことで、
言語がほぼ共通です。
旅行も楽ちんです。^^
そんな中、こんなに現地語を話す民族は、確かにいません。
というか、標準語がグアラニ―語とスペイン語の二つである点は
世界で唯一の国とされています。

だからといって、
グアラニ―語が万能でとても評価されるべき言語であるとは言い切れません。

生まれてから、周りの人間が話している言語がその人にとって
一番使いやすい言語であり、
心地よい響きであることに間違いありません。
でも、それはどこの地に生まれても一緒だと思います。

日本語だってそうです。
とってもマイナー言語ですよね。
アルファベットも3種類あるし、漢字に訓読み・音読みあるし・・・
他国の人からしたら不便極まりない言語でしょう。

話がよくわからないと思いますが、言語は比べるものではないと思います。
個人のアイデンティティの一つなのです。

もちろん私だって、ひらがな・カタカナ・漢字の3種類を使いこなし、
漢字それぞれの意味もわかって、
本が普通に読める日本人のことも誇りに思います。

つづきはまた明日。

2012年7月8日日曜日

図形の講習会ー周辺校編ー

前回の記事にあったように、7月6日(金)に
周辺校の先生方を対象とした第1回目の講習会を開催しました。

ところが、当日は朝(夜中)から雨。(程度は本降り、決して土砂降りではない。)
ここはパラグアイ。
7時から待っていたものの・・・、
誰一人として来ませんでした。

予想はしていたけれども、
遠くに住んでいて、土道だから来れない先生もいるって知ってはいたけど、
でも、やっぱり、
悲しくて、どうしようもありませんでした。

本当に、あとちょっとで、涙が出るんじゃないかと思ったその時(時刻は8時半)
1台の車が現れました!
二人の先生が降りてきます。
待ちに待った、周辺校の先生でした☆

あいさつして、どうしようかと話していたところに、
もう一人先生が。
その先生は、私の学校から、250mくらいのところに住んでいるため、
一番に来てほしかった先生なんですが・・・

でも、来てくれたので、本当に嬉しかったです♫

校長先生も、「来てくれたのなら、やったらどうだい?」
というノリだったので、
全体の2割程度の内容だけやってみました。

あんまり話をしたことがない先生方3人と(初対面の人も)
こじんまりと進めていく内容。

単に、図形を画用紙で作ってみせましょうとか、
紙や色着きストローで子どもたちと一緒に図形を作ろうとか
本当に簡単な活動の紹介しか行いませんでしたが、
先生たちも、パラグアイの教育は、
公式を覚えさせることに重きを置きすぎて、
その図形をよく知る活動が足りない、ということにうなずいていました。

特に、この講習ももう3回目ですが、先生たち…作図に不慣れです。
その辺の理由も、よくわかります。
なぜなら先生方もそういう教育を受けてきたから。
先生たちも承知しています。

図形を描くときに、そこに長方形とかいてあれば、
縦も横も適当に、毎回同じ形の長方形を描いて長さを書き込む。
その際に、辺の長さを気にせず書くから、長方形の形がその形のみに
インプットされていく。
どの図形でもそうです。
特に高さがある立体はひどいです。
寸胴な立体は、たとえ数字が示していても、スマートなのです。

数字が示してある通りに描く。
これが、数に対しての感覚を身につけることにつながり、豊かになります。
そして数を予想する。
図形を見たときに、どこか一辺がわかっていれば、
相対的に他の辺の長さが感覚でつかめます。
見積もりを立ててから実際の長さを測るのと何も考えずに測るのも
長い目で見ると、大きな違いになるでしょう。

何事も訓練です。小さなことの積み重ねです。
だから成果が出にくいのがありますが、そのちょっとが大事なのです。

話がちょっとずれましたが、
小人数を相手にしたので、個人個人の様子を細かくみることができ、
先生方も、とてもいことだから、大人数を相手にするよりも
小人数ごとにやったほうが効果があるとおっしゃってくれました。

それから、私はずっと低学年と働いてきたので、
高学年の先生方とあまり関わったことがありませんでした。
確立は低いけれども、きちんと働いている先生はいます。
多くの先生方と関われば関わるほど、そういう先生に会う機会も増えます。
そんな先生方との出会いは、活動の励みになります。
そしてこれからは、高学年の先生方とも関わりを持って、
良い関係づくりができればいいなと思います。

それでは、また。



2012年7月4日水曜日

講習会

今年度は、高学年とも一緒に働いています。

高学年の授業改善の対象は、ずばり “図形領域” !!
月に1回のペースで、勉強会をしています。
(本当に理解しているのかは謎・・・!?)

これまでは、自分の学校だけで行っていましたが、
最近範囲を広げて、
他の学校や周辺校の先生方にも講習会をすることになりました。

私(たち)にとっては、面積の公式は、教師として
間違えたり、忘れたりするものではないと思いますが、
それが起こるのがパラグアイ☆
テキストも間違っていたり、何かがおかしかったりするので、
一概に先生だけを責めることはできませんが、
テキストが間違っていることに気づけるかどうかも、
きちんとした知識を持っているかどうかになると思います。

「それって最低限のことだよね・・・」と思いつつも、基礎から始める講習会。
先生の中には、公式の意味を知らずに、ただ詰め込んで教える人もいます。
そんな先生たちのために、一から講習会。
・意味を取り扱おう。 ・活動を取り入れよう。 

図形の講習会をするには、これまで以上に専門用語がいっぱい出てきます。
日本で扱わない用語が出てきたり、
日本で学習する用語として当たり前なものが、
意外と何と訳せばよいのかわからなかったり、
用語と意味のところでも、結構大変です。

そして、もちろん知識も求められます。
結構真剣に勉強中・・・
そんなときに、よくあること。

図形は、勉強すればするほどおもしろい!
いろんな発見がある!
それぞれの形が色々な性質を持っていて、その偶然に驚く。
その性質からは、もちろんいろんな問題が作られる。
解くのも楽しい♫
たくさんの活動がある!
描いたり、作ったり、ひらめいたり☆
友達の意見を聞くのも、勉強。アイディアの共有。

あー、図形を学習するってなんて楽しいんだ!と、一人で再確認しています。
なんで先生たち、図形を楽しんで授業できないんだろう・・・??

そんな先生たちに、図形を勉強することの楽しさも知ってもらえるような
講習会にしていきたいと思います。

ではまたまた。