2011年4月20日水曜日

エンカルナシオンの旅☆

4月15日、中学2,3年生と一緒にパラグアイ第3の都市、
エンカルナシオンに行ってきました。
片道6時間かかる道のりを日帰りにするために、
午前1時半集合、午前2時に出発しました。

それでも、中学生は興奮冷めやらぬ様子。
夜中の2時3時にも関わらず、バスの中ではしゃぎまくりです。

しかも、片道6時間かかるのにも関わらず、立たないと全員乗れない
アトゥラの普通バス。
私は、薄めの毛布を座席に敷いて、快適度のアップに努めました♫




着いたら、まず朝食を摂り、今日の目的であるダム見学の前に、
研修用施設に向かいました。 
そこで、まずビデオでダムの建設過程や電気生産量などの学習を。
(私は半分くらいしかわからなかった↓↓)       

それでも、ちょっと説明。
このダムは、パラグアイとアルゼンチンの国境に流れる
川の水を利用して、作られました。
パラグアイ、アルゼンチン共同で1973年に計画され、1983年に完成。
今では、重要なパラグアイの電気発電所です。

それから、動物のはく製や魚のホルマリン漬け、
ダム建設時に発掘された遺骨や生活用品が展示してある部屋に。
私は、子どもたちよりも興奮してみてしまいました。
だって、アルマジロとか、カピバラとうりぼうの間みたいな
日本にはいない動物がいたんだもん♫




まるで海のようなダム。
曇りだったせいもあるでしょうが、微妙な色・・・




ここから、水が放出されます。
開口付近には、ドラードなどの魚がいました。




いつ見ても、落ち着く眺め。
日本人にとって、海は心のふるさとですよね。
(これは川ですが・・・)
今回の津波の影響でパラグアイ人は水は怖い!と思っているようですが、
子どもたちは、ちょっと楽しそうに浜辺?を歩いていました。



帰りのバス、そしてお家では爆睡しましたが、
とてもいい経験になりました。
行き6時間、滞在6時間、帰り6時間の旅でしたが、
帰りのバスでも中学生はハイテンション!!
とっても楽しそうでした~♫

2011年4月14日木曜日

4月7日☆

今日は、アトゥラ市が、
「パラグアイで最も美しい市」に認定されてから15周年の日でした。
朝からパレードをし、それから広場で記念イベントがありました。
かわいい子どもたちとその後ろに写る校長先生。



アトゥラ市内のほとんどの
小中学校、高校が参加するかなり大きなイベントでした。
いつの間にかステージがこんな風になっていてびっくり☆

 


ちなみに、
アトゥラ市 最もキレイ 全国の中で。と書いています。

このビッセンテナリオは、前にも紹介しましたが、
今年5月15日を以ってパラグアイが独立200周年を迎えます。
その200周年を意味します。

そして、いつものこれ。ダンサパラグアジャ♫




また、今日で、
私たち22-1次隊が駒ヶ根訓練所に入ってちょうど1年経ちました。
この日から始まる語学訓練にびくびくしていたように感じます。
スペイン語を真剣に学びだしてから、1年が経つんだと思うと、
成長したとも、してないとも言えませんが、

1年前は、ABCや自己紹介、物の名前くらいしか知らなくて、
出てくる動詞をいちいち辞書で引いていたことを思い出すと、
(今でも辞書は引きっぱなしですが・・・)
変化ってすごいなぁと思います。

それぐらい、任地の状況も変化してくれないかなぁ・・・
ってかなり無謀なことですが、
雨の降らない空に虹は出ない。
恐れて何もしないよりは、やってみようと思います。





とてもきれいな4月7日の空・・・

2011年4月10日日曜日

チャリティーイベント

4月1,2日、首都アスンシオンで震災のための
チャイティーイベントが開かれました。
隊員の一人と、元パラグアイ隊員の方が日系人の方たちと
協力して開催されたものです。

募金されたお金は、パラグアイで生産された大豆で豆腐を作り、
それを日本に送る送料にあてがわれます。

震災の様子を写した写真が展示され、
日本食、日本の文化品(アニメや書道)なども売られていました。
マンガのスペイン語版には、ちょっと、いやかなり興味を惹かれました。

私は、参加だけして、ちょっとお手伝いをしただけなのですが、
たくさんの日系人の方と隊員とが集まって、
大きなイベントになったように思います。

このイベントに参加して、さらなる震災の悲惨な様子を知ることができました。
日本の皆さんには見慣れたものでも、
日本にいない私たちにとっては、たくさんのものが新しく映るものでした。
また、たくさんのパラグアイ人が訪れてくれました。
 震災の写真に見入るとともに、日本文化のものを購入していただき、
みなさんの思いが届いたのではないかと思います。

任地の方たちも、家族の心配をしてくださいます。
遠いから、何もない。というと、それはよかったと言ってくれます。
確かに、知り合いに誰一人として、けが人などがいないことは幸いですが、
たくさんの方が亡くなられている今、それをよかったとも言えない気持ちです。

震災の影響で、帰られたボランティアの方や一時帰国されている方もいます。
その方たちの分まで、活動できればと思いつつ、
落ち込んだり、上がったり、下がったりをしていきたいなと思います。

2011年4月1日金曜日

エイプリルフール

4月1日、日本ではエイプリルフールの日ですね!
家族に、この日は、嘘をついても許される日なんだよー! と言うと、
「パラグアイにはそんな日ないわよ!
だって、毎日嘘があふれているもの。あはははは。」
ちょっと納得してしまった私。

友達にも、教えてみました。
解説しようとしたときに、雨があがって、空に大きな虹が。
「この日は、日本では嘘をついていい日なの。
でも、今虹が出てる。これは本当よ!」 とメールすると、
「虹は見たけど、嘘をつくと同時に虹の話もしないといけないの?」 と、
聞かれました。
単に、早く教えないと虹が消えちゃう!!と思って、急いだだけなのですが、
虹が話をこんがらがせちゃったみたいです。



でも、今日嘘つけなかった。。。