2010年9月26日日曜日

EXPO!

任地アトゥラ市は、10月4日が創立記念日です。
そのため、昨日からEXPOが始まりました。
土曜から土曜まで15日間あるそうで、なんだか相撲みたいです。



アトゥラは、革製品を特産品としているため
たくさん革製品を売っているお店が並んでいます。
また夜は食べ物屋さんのテントもにぎやか。
ステージでは、毎日何か催し物があるそうです。







パラグアイのいろんなところからお客さんが来るので、
いつも静かなアトゥラは、今たくさんの人でにぎわっています☆
昨日は、先輩隊員の方たちが来られ、
革で作られたグアンパ(湯のみのようなもの)や
小物入れなどを買っていました。

また期間中は、昼間も音楽が流れっぱなしです。
私の家の隣の広場でやっているため、
毎日音楽が聞こえてきます。
そして、土曜の夜はフィエスタ!これもかなりの爆音です。
家の隣の建物が会場なので、
この間は家が揺れるほどの爆音でした。

右はフィエスタ。左はEXPO 。音楽がごちゃまぜです。 

小学校でも、子どもたちが何か発表したり、絵を書いたりします。
音楽はともかく、この2週間を楽しみたいなぁと思います♪

報告書

青年海外協力隊なるもの、
報告書を書かなければなりません。

報告書とは、
自分の活動の現状や課題等をJICA本部に報告するもので
2年間のうちに5回書くことになります。

私ももうパラグアイに来て早3ヶ月。
書かなくてはならない時期がやってきました。
今回の内容は、
任国パラグアイや職場の様子・現状、組織、活動状況などです。
久しぶりに堅い日本語を使い、スペイン語ならぬ日本語も不安です。

それに最近頭を悩ませていたわけですが・・・
まぁだいたい完成したので、今こうしてブログを更新しています♫

そして、今日とうとう先輩隊員の方たちが任期を満了し、
日本へと飛び立っていきました。
3ヶ月に1回違うグループが訪れるため、
同じ2年間でも、一緒にいれる時間はばらばらです。

よく、道路が渋滞していると、
こんなにたくさんの人たちが同じ方向目指して渋滞してるけど、
その誰も知り合いではなくて、みんなそれぞれの人生があるんだなーって
考えたりしますが、
私たちが何気なく日本で生活してしてるときにも
知らない国で、試行錯誤して頑張ってる人たちがいるんだなーって思いました。

人口分の人生があるんでしょうが、そのうち出会える人はわずかで
さらに仲良くなれるのはもっと限られています。
出会いは大切だなーって思いました。

そして、明後日くらいには、また次の隊次がやってきます。
その方たちとも仲良くやっていけたらいいなぁと思います。

2010年9月21日火曜日

冗談 2

昨日は、私の中でのヒットが出ました!

この間から、日本のサッカー選手を
よく自分の家族にする6年生でしたが・・・

今日も休み時間中、その冗談が聞こえてきました。
「本田は俺のお父さん!」 「中澤は俺のおじさん!」
また来たな、と思っていると
同じ子が
「本田は俺のお父さんで、川島は俺のおじいちゃん!」
という発言をしました。

この一言にはかなり笑ってしまいました。
いつから本田と川島は親子になったのでしょう??
本当おかしいです。

ちょっと意地悪をしてみました。
「お父さんは何歳?」と聞くと、「24歳」と答えます。
よく知ってるなあと思いながらも、
「じゃあお父さんが何歳の時に生まれたの?」と聞くと
一生懸命 24-12 をしています。
そして、“12歳”という答えを出した彼は、自分の年と同じであることに気づき、
それはないと思ったのか、
「僕は8歳だから、本田が16歳のときの子どもだよ~。」
と訂正してきました!自由...

みんなもはや私の母まで恋人にしてしまいました。
お姉ちゃんにほしいところですね♫

次はどんなのが聞けるか楽しみにしときます~!

La primavera♫

パラグアイでは、春が来る日が決まっています。
9月21日。
そう今日からです。
タイトルは春という意味です。
なぜだかよくわかりませんが、
季節はきっちり3カ月ごとに区切られているようです。

そして、春の到来を祝って、コールソ-という行事が開かれました。
グループごとに、王女がいて、
みんなで花や蝶々をモチーフにした衣装を着て踊ります。
中央には審査員席のような場所があり、道路を踊りながら進み、
その前まで来たら審査員の方を向いて踊るという感じです。
私は審査員席の下に座っていたので、眼の前で踊りを見ることができました♫

何人か学校の子どもたちも踊っています。
お花や若葉、蝶々の羽や触角をつけて
それになりすまして踊る子どもたちはかわいいです。




この葉っぱとお花のデザイン、たまらないですよね!
葉っぱの男の子、いつもとっても内気な子ですが、
今日はぴょんぴょん楽しそうに踊っていました☆


衣装もとっても凝っています。
この蝶々の羽はどこから手に入れたのか全く不思議です。
隣町からも来ている団体もあり、次々にダンスが披露されました。
大人たちだけの団体はさすがの完成度で、かなりのものでした。
その後は引き続き、フィエスタ。
私は行きませんでしたが、やっぱり爆音。

…よりも今日はすごく、会場の隣にあるお家はかたかたと揺れ、
寝ている私の心臓は、音の振動でドゥクッドゥクッ!!
音響さん、調節気をつけてほしいですね~☆



そして火曜日は、学校で、春を知らせる行進がありました。
子どもたちが風船を持って、町を歩きます。
中学生が鼓笛隊をし、それに合わせて歩きました。








子どもたちも、お母さんたちが用意してくれた花を
頭に飾り付けています。
私も、おばあちゃんがバラの花を朝からくれたので、
それを髪にさして行きました。

とにかく春は大歓迎されています。
春って何かいいことありそうですよね♫
美しい春に期待!!

Bicentenario☆

金曜日は、パラグアイの200周年記念を前にして
子どもたちが調べたり、練習したりしたことの発表会がありました。
教育文化省の人なども来て、大がかりなものです。



ここが会場で、先生方がつくったステージです。
パラグアイの200周年を祝う飾りが貼ってあります。
会は国家を歌うことから始まりました。
4年生が前に並び、観客もみな立って荘厳に歌います。
次に、現地語グアラニ―語でも歌いました。
そして校歌。子どもたちの声が格段に大きくなります。


それから、小さい学年から順に調べたことの発表をしていきました。
これは就学前のクラスで、
国旗の歴史について発表しています。


パラグアイの国旗は、独立後3回変わっており、
現在の国旗は4つ目のデザインです。
しかし、パラグアイ国民からしたら、現在のものだけでなく、
全部が大事な国旗であるようです。


高学年は、民族衣装を身にまとって、踊ったり、劇をしたりしていました。
あるとき、音楽が途中で止まるハプニングが!!
時間の関係でそのまま次の発表に流れてしまいました。
すると・・・後から聞きましたが、
担任の先生は残念で泣いていたそうです。
しかし、最後にもう1度最後まですることができました。
本当によかったです。
Bicentenario  = 200周年。
という単語がなぜスペイン語にあるのかはわかりませんが、
こんなステキな時期にこの国にいれて
本当にラッキーだなぁと思います。
テレビでも毎日目にするこの言葉。
きっと今しか使いません。。。
大事に覚えておきたいですね~♫

2010年9月13日月曜日

停電。

今日は朝からくもり。雨が降りそうです。

雨が降ると授業がなくなるというパラグアイ。
子どもたちの人数はやっぱり少なめでした。

特に、午後の部。
5年生の男の子なんて、一人しか来てません。
ちょっとさみしいなぁと思っていたら・・・
2時くらいから急に暗くなり、雷を伴う大雨が降り始めました。

幼稚園にいた子たちは、雨がやむのも待たずに
保護者とともにどんどん帰っていきます。
途中で雨が降っても、授業がなくなるんだ・・・
ちょっとびっくりです。

でも、すぐに停電し、教室は真っ暗。
午後の先生たちだけ会議があり、
みんな帰ってしまった教室にいてもどうしようもないので、
私は別の教室にいってみると・・・
真っ暗の教室の中遊びまわっていました。ちょっと想像通り。。。

でも、学校で友達と暗闇のなかにいたらそうしたくなるだろうなぁ
と思います。とっても楽しそう♫

そして、そのまま学校は終わってしまいました。
他の学年も、保護者が迎えに来て、少しずつ帰っていきます。

私も帰ってもやることなく、寝てしまいました。
そして・・・起きると、本当に真っ暗。
すべてが停電し、なおかつ夜の暗さが加わり、真っ暗です。
ママが、ろうそくの明かりを灯していました。

なんだか、昔台風が来たときに、家の中が真っ暗になって、
たくさんのろうそくをつけたことを思いだしました。
暗闇の中、ろうそくの明かりでトランプをしていたら、
電気回復。よかったよかった。

明日は、またいつもどおりに子どもたちが来てくれるといいなぁ
と願いつつ、おやすみなさい☆彡


2010年9月11日土曜日

子どもたち♫

最近は、だいたいの子どもたちが、
何年生なのかわかってきました。
小学生だけで450人くらいいるので、なかなか大変です。
でも、私が行く日の学年に欠席者がいるとちょっとさみしいです。

金曜日は6年生です。
6年生はちょっとよくしゃべるなぁと思いますが、みんなおもしろいです。

日本のサッカー選手の本田や川島などは、パラグアイでも有名です。
そのため、
「本田は俺のお父さんなんだ!」とか「俺のおじさん!」だとか、
挙句に「俺のおじいちゃん!」とまで言います。
本田は一体何歳で子どもを持ったんだ!?、とつっこみたくなります。

そのうえ、同じアトゥラにいる先輩隊員の名前まで使って、
「あれは俺だ!」なんてのまで!

このわかりきった冗談を毎回のように使ってくる
子どもたちが、おもしろくて自然と愛着が出てきます。
それをくすくす笑ってる女の子たちもかわいいです。

また、休み時間、一緒にサッカーをしようと言ってきた子どもたち。
みんなが持っていたボールはバレーボールだったので、
ちょっとパスをしたら、
みんなで、パスをすることになりました。
私が数を数えたら、みんな30を目指して数え始めました。
なんだかこういうの、とっても楽しいです。

私が授業をできるときにはもう中学生になってしまうこの子たち。
今の中学生との関係を思うと、
全くといっていいほど接する機会がなくなってしまいます。
なので、今のうちにたくさん関わっておきたいなぁと思います。 

たし算ひき算

こっちに来て本当に思うのが、
「どうしてこんなにたし算ひき算が定着してないんだろう・・・?」
ってことです。

パラグアイは、
4、5歳から就学?義務があり、5、6歳の幼稚園的存在のものは
小学校に隣接しています。
そして、1年生になる前に、数字や文字を習ったり、
一桁同士のたし算ひき算なども習うようです。

うむ、そこからだ!来年の活動は。
ということで、今年まだかけ算を習う前の子たちのために、
たし算のフラッシュカードを作成中です。

大きな画用紙を何枚も買って、ひたすらちょきちょきしてました。
けっこう時間がかかります。
マジックも1本なくなりそうです。

できれば、今年度中には定着して欲しいたし算。
来週から使ってもらえるように、終わらせるぞー!!
 

2010年9月5日日曜日

Despedida.

夜は、先輩隊員の送別会がありました。
まだ、来て2カ月で、ほとんど関わりがなかった先輩達ですが、
同じアトゥラ市にいる先輩が帰られるので、行ってみました。

会場は、
先輩たちの2年間の写真をピックアップしたものがスライドショーで流れ、
任期がもう少しで終わってしまう先輩たちの
ちょっと若かりし頃の姿、
今は普通に話せるスペイン語もまだたどたどしく話している姿、
旅行に行った時の違った風景、
活動中の笑顔でたくさんでした。

会の途中で、同期のメンバーへのメッセージと一緒に
別のスライドショーが始まり、それぞれの思いがすごく伝わってきました。
2年間、苦しい時もあったようですが、とてもステキな笑顔で
みなさん帰っていくんだなぁと思いました。

次に、JICAスタッフの方から担当ボランティアの方へ
お別れの言葉を送っていました。
スタッフの方も、ボランティアの方たちとお互いに支えあい、
刺激し合ってこられたようで
とても別れを惜しんでいました。

親善試合

土曜は、日本-パラグアイ戦でしたね~
私は、朝6時に起きて眠い目をこすりこすり見ていました。

前半は完全に押されていた日本ですが、
時間が経つほど、だんだん動きがよくなってきましたね☆

今回は、ワールドカップのときのスタメンとは違う選手も
多く出場していましたが、
その選手らが得点に絡めていて、よかったですね!

ただ、残念なのは、ここはパラグアイ。
日本が得点を決めても、
「ゴ----------ル!!
やりました!日本!先制点を決めました!」
というような解説はありません。

なので、一人で喜んで、ちょっとだけさみしくなります。
お家の女の子は、パラグアイもゴール決めて―!!と応援しています。


でもなんとか勝って嬉しかったです♫
おばあちゃんが、おめでとう!と言ってくれました。

ワールドカップ後、ちょっとだけ世界ランキングが上がった日本。
もっとがんばれ~!!

2010年9月3日金曜日

寒さ再び…

先日お伝えしたように、ぽかぽか陽気が続き、
このまま夏か!と思いきや・・・雨のあと、また寒くなりました。
この間まで、30度近くあったのに、今日はもう13度くらいです。
本当に天気の移り変わりが急すぎて、びっくりします。

春から初夏に咲くつつじも咲いていれば、
冬に咲くランもまだ咲いています。
植物たちも、大変・・・
しかし、割と長く咲く花が多く、目を楽しませてもらっています。

それでは、明日は日本-パラグアイ戦ですね!
W杯の借りを返せるよう頑張ってほしいものです。
がんばれ 日本!!

2010年9月2日木曜日

ピッキーボレー☆

今日で、仕事が始まって1ヶ月が経ちました。
といっても、見てるだけで何もしてないんですが・・・
そして スペイン語も上達してるのか不安なところです。

でもちょっとずつ、子どもたちの名前を覚えてきました。
1日2人ずつくらいのペースですが、なんとなくわかると嬉しいです♫


そういえば最近散歩をしていたら、遠くの方に
誰かがバレーらしきことをやっているのが見えました。
近づいて見てみると、
おじさんたちがサッカー風にバレーをしています。

足で蹴ってサーブを入れ、胸でボールを受けます。
そして、ヘディングで攻撃!
カットが乱れた時は、走って蹴りでカバー☆
その名もピッキーボレーというそうです。
(スペイン語ではバレーはボレー)

割と普通のコートの広さに2人しかいないので、
一人分の守る広さは結構ありますが、
おじさんたち、たぷたぷしたおなかでなかなか走ります。
そして、かなり本気です。
ペアは適当に組んでいるみたいですが、
相方が凡ミスをすると、本気で怒っています。

私も、ちょっと混ぜてもらって、一緒にバレーをしてもらいました。
何人かの人は、バレーができるようで、
普通にアンダー、オーバーをします。

しかし、ビーチバレーの経験のない私には、
2人だけのコートはすごく広い・・・
穴だらけです。
攻撃も、前か後ろしかありませんが、かなり走らないととれません。
バレー自体久しぶりな私は、ちょっと足手まといのような気もしましたが、
組んだ方が上手だったので、なんとか勝ちました。

それから、何回か行きましたが、毎回違う人がやってきます。
ですが、アトゥラの人たちは、みんな知り合いのようで、
仲良くやっています。
ある日、背の高いスポーツマン体系の人がいました。
その人は、2回ほど、サッカーの試合で日本に行ったことがあるよ!
と教えてくれました。
1995年と2002年に来たそうです。
2002年・・・なんと、元パラグアイ代表選手でした!
すごい・・・。
こんなにふつうに国代表選手と知りあえるなんてびっくりです☆

これからも、いろんな形で町の人たちと知り合っていきたいなぁ
と思います。